士業ビジネスの特殊性と難しさ
つくづく司法書士業も・・いやいや士業で食っていくのが大変な世の中になったものだと思います。
まぁ、営業力があって人付き合いのうまい人はそうでもないんでしょうが、わたしの様な営業能力がほぼゼロじゃないのか??と思える様な人間にとっては、「世はまさに大海賊時代」的な感じでしょうか(笑)
なぜ、士業ビジネスが大変なのか?
この理由はわりと単純なところにあります。
答えは、
同じ資格で食っている人が他にもたくさんいるから
ですね。
要するに、
資格で食っている人にとって、結局は資格なんて、資格を持っていない人との区別はできても、同じ資格の中では没個性なので、営業力とか何らかの特徴がなければ同業に埋没してしまうことになるわけです。
しかも、
資格で食っている人への依頼って、基本的には「必要が生じた後でした後にしか依頼は来ない」わけです。
さらに
資格で食っている人は、士業として露骨な営業は倫理的にもできないし、するべきではない
ついでに
何やら、報酬の自由競争などの規制緩和による同業どうしでの競争が激化したばかりか、そこは規制緩和されてへんはずですが、なぜか資格間の垣根を飛び越えてしまう困った人もでてきたり・・・
まぁ、でもあれですよね?
これからの士業ビジネス
そういうことを前提で、これからの士業を考えたときに最低限、
- 没個性で埋没しないこと
-
倫理的に可能な営業をしっかりと行い、
-
必要なときに必要な士業として依頼してくれるための仕掛けをしておくこと
-
垣根を跳び越えてくる奴は叩きつぶすこと(笑)
は、必要ですね。
というわけで、私は梟を見習います。
梟
「ふくろう」は、「不苦労」や「福朗」などの漢字をあてられることもあり、縁起が良い鳥とされています。
グルグル周りを見まわすことができる頭で、自分の置かれた状況を見極めて・・・
暗闇でも見ることができる大きな目で、チャンスを見つけて・・
音も無く獲物に近づき、「福」を逃さない・・・
そんな「不苦労」に私はなる(笑)
今日の一言
「埃捨て、時代に即す、誇りもち」
今日の一曲
Zaz – Historia De Un Amor en vivo
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