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高峰司法書士事務所

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黒い雨

2015年8月6日 By 高峰博文

blacrains1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分

言うまでもなく・・
大東亜戦争において、アメリカ軍が日本の広島市に対して原子爆弾を投下した日時です。

この一発の悪魔の兵器により、9万~16万6千人が亡くなったと言われています。

時は過ぎて・・・

今日は2015年の8月6日・・あの日から70年過ぎました。

今の日本は平和でしょうか?

これからの日本は平和でしょうか?

「平和憲法を有する日本に、何処の国が攻めてくるのですか?」

何処の誰とは言いませんが、頭がお花畑の政治家が国会で叫んでました。

本当に、大東亜戦争後の日本はどの国からも攻められていないのでしょうか?

頭の弱い政治家の国が国を攻めるという定義(言い換えれば、戦争の定義)とは、ドンパチやり合う「直接的な武力行使」しか考えが及ばないようです。

しかし、今の世界情勢で「他国に攻められる」とはそんなわかりやすいことだけではありません。

記憶に新しいところでは、年金データーが流失した事件・・これは中国からのハッカー攻撃によるものと考えるべきです。

なぜ、中国が年金データーをハッキングする必要があるのか?

これには当然理由がありますが、簡単に言えば、政権の転覆が目的の一つですが、まぁ、今日はそれは置いときますm(_ _)m。

これらインターネットを経由したハッカーによって、日本の主要なコンピューターシステムに対して繰り返し攻撃されています。

これは何も、中国からの攻撃だけではありません。

同盟国であるアメリカでさえ、日本のシステムをハッキングし、様々なシステムを攻撃し、情報を盗聴しています。

もっと、わかりやすいところで言えば、竹島や尖閣、北方4島のことを考えれば、いずれも現在進行形で日本国の領土が不法に占領され、また、不法に侵略されようとしていますし、どこかの国は、「千島も日本に盗られた」とか、「沖縄は日本のものじゃない」とか・・言ってますよね?

日本国内に目を向ければ、本当に偏った偏重報道を繰り返すマスコミなども、間接的に日本を陥れようとする国の片棒を担いでいるようにしか見えません。

これらを総合的に判断すれば、

日本は、常に他国から攻められている

と考えるべきです。

もっとも現状においては、これらの事実に対して、それらを仕掛けてきている相手の国に「これは宣戦布告である」と宣言する必要は全くありません。

しかし、

日本国の対応(法の整備の意味)としては、
「現実に戦争を仕掛けられている」
という理解で、それらに対応する法整備を粛々と行うべきです。

さて、

集団的自衛権について国会で審議されていいます・・・

国会では、この集団的自衛権が憲法違反か否か?

という不毛の議論を延々としています。

まぁ、個人的な意見を言えば、集団的自衛権は憲法違反だと考えます。

しかし

問題は、そんなことではないのです。

頭のよろしいはずの偉い憲法学者も口を揃えて「憲法違反だ」と言っています。

もっとも、「これは憲法違反か否かの判断を求められたことに対する返答」という意味では、それも大切なことであることを否定はしませんが・・・集団的自衛権が憲法違反だって言うだけが、偉い学者の仕事なのでしょうか?

憲法学者のもっと大切な仕事とは、憲法を守ることではなく、今の世界情勢から、日本の・・いやいや・・日本人の権利を守るために、憲法をどのように変化させていく必要があるのかを考え、国にそれを提言していくことこそが憲法学者のもっとも重要な仕事なんじゃないのかと思う訳です・・・

まぁ、ここらあたりの仕事を憲法学者がやっているのかやっていないのかは良くわかりませんが・・・

少なくとも一国民から見れば・・・具にもつかない憲法解釈ばかりを血眼になって議論して、憲法を日本国としてどう変更するべきなのかの議論は全くやっていないように見えます。

いやきっと偉い学者さんですから、私たち国民の見えないところで懸命にそういう作業をしてくれているハズですね・・信じてます。

それにしても頭の弱い(としか思えない)国会議員が本来議論しなければいけないことをせずに、日本の未来を建設的に考えようとせず、ワザと議論を停止させることにのみ野党としての存在価値を見いだそうとするお馬鹿さんが闊歩する現状の国会はタチの悪い喜劇ですね。

まぁ、
国民にとっては喜劇では無く悲劇なんですが・・(>_<)

何にしても、

「日本は、常に現在進行形で他国から攻められている」

国会議員は、この事実を直視して、くだらない揚げ足捕りばかりせず、

「日本を守るための議論」

を真摯に行い、お盆休みなどとぬるいことを言わず、通年国会をしてでも、国を守る為に働く人達をいかに守りながら、スムーズな行動ができるための法整備を早急に行ってほしいと心から願います。

何やらよくわからない内容になってしまいましたが、広島そして長崎の原爆の被害者を想い、戦争の悲劇を繰り返さないために今を生きる私たちが何を行うべきなのかにつき考えることが大切何じゃなかろうか?



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もしもラブホテルで死んじゃったら・・(>_<)

2015年6月12日 By 高峰博文

lovehos

「本音と建て前」

と言う言葉があります。
その意味は誰もが知っていることなので、その意味について説明はしませんね(笑)

ところで、
いま国会で「集団的自衛権の行使がうんちゃらかんちゃら」と議論されていますが・・



「実にくだらん」

あぁ・・いえいえ・・何も集団的自衛権の議論がくらだない・・と言っているわけではございません。

この国の将来を考えたときには、議論は必要なことなのだと考えますが、その内容があまりにもひどい。

特に民主党のなんちゃらさんたちが

本質的な議論もせずに

「賛成している憲法学者は誰と誰と誰ですか?・・沢山いるっていったんだから、沢山の憲法学者をあげてください・・・」

って・・・

「おまえは子どもか??」

ハァ・・・・・・ホンマがっかりやわ

もっとタチが悪いのが

「個別具体的にどんな場合に集団的自衛権が発動できるのか??? しっかりと説明しろ~~」

って絶叫しているのを見て・・

何じゃこれは・・?????って思いませんか?

あ~くだらん

他のことなら・・まぁ・・
一国民として我慢もしますが、あんなに、いちいち敵国に手の内を晒す議論が必要なのでしょうか?

こと国防に関する議論では、

与党も野党もなく、

もっと真摯にこの国の国防をどうすべきかを一致協力してやってほしいと切に願います。

世の中には本音と建て前があるはずですが、今の国会は建前ばかりの議論をしているようで・・

どうせ与党も、時間がないけど議論した・・なんて建て前で、大した議論もせずに、きっと最後は数で押し通すんでしょうが・・・

あれか?

とても大きな問題として、国会のあり方が悪いな・・

やはり・・
国会は通年開催にするべきだ

国会議員は、国会議員で自分の選挙対策ばかりやっていないで、しっかりと一年中働いて、必要な議論を真摯に行ってほしいと切に願います。

ところで・・・

本音と建て前といえば・・・

いつものようにインターネットを徘徊していて・・
「ラブホテルで突然死したらどうなる? 経営者悩ます、高齢者の利用増加 」
というタイトルの記事を見つけました(タイトルをクリックすると元記事に飛びます)。

いや・・・

個人的にそういう必要があったわけではございません・・

まぁ、
たんなる興味の一環として記事を読んでみました。

概略は、

高齢者が増えていく中、高齢者の風俗利用も増えてきているが、あるラブホテルの経営者によると
「高齢の男性客のなかには、突然、激しい運動をしたために、心臓発作を起こして亡くなってしまうことがあり、ホテルの前に救急車、消防車などが並ぶとなると、”いわくつきのホテル”として悪い噂が立ち、風評被害が起きる恐れもあるため対応にとても困るので、お客さんが 突然死した時には 、店員たちで遺体をこっそり裏口から道路の脇へと運び、『 路上に人が倒れています 』と救急車を呼ぶ」のだそうです。

いや・・・

それが本当なら、明らかに死体遺棄だし、場合によっては死体損壊などの刑法罰にも問われかねない行為だと思いますし、もっと言えば殺人を疑われる行為にもなるんですが・・本当にそんなことをするのでしょうか??

ラブホテルとしては、そういうリスクよりも「いわく付きのホテル」という風評被害の方が怖いんですかね??

ん・・・もしも、ラブホテルから上のような相談がきたら・・

いちよ司法書士という立場で考えた場合には、
「ご遺体を動かしてはいけません」というふうにお答えしますが・・・

え~っと・・

一個人として考えた場合で・・・

残念ながらそんな機会はきっとないのでしょうが・・・

万が一にも

自分自身がラブホテルで腹上死・・

なんてことになった場合を想像すると・・

御願いしますから

「私の遺体は服を着せて(あぁ・・「パンツ」をはかせるのを忘れないでね・・)、こっそりと路上に置き捨てたうえで、できれば救急車を呼んでくださいね」・・爆・・

と思うのもこれまた事実だわ・・(^^;)

まぁ、これもそのときの相手によるか・・いやいや・・相手が誰でもラブホで死ぬのはどうだろう・・ん・・病院で死ぬよりもマシだろうか??・・

ところで・・・

なんで国会の話からラブホテルの話になんの???

って思いましたか(笑)

つまり・・個人的に思うんですよ・・

今の国会の議論は、うえの「ラブホテルの話」程度の価値しかないんじゃないのか・・って・・

ほんと・・国会議員さんには頑張ってほしいですね。

まぁ、そもそもこのブログを国会議員が見ているわけでもないので・・

たんなる独り言ですが・・ orz ・・

まぁ、いいや・・
今日も頑張って働こう~



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綺麗な音楽でも・・

Let It Go (Disney’s “Frozen”) Vivaldi’s Winter – ThePianoGuys

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HTML5でアニメーションが作成できる「HYPE」で遊ぶ!

2015年5月18日 By 高峰博文

fogkappacats

HYPEで遊ぼう

昨年・・ひょんな事から「MacAir」を買いました。

Windowsとの違いに戸惑いながら、チョコチョコ弄って遊んでいました。

が・・




個人的には、
マックと言えば、クリエイティブなことをやるパソコンというイメージがあり・・・

マックのソフトで「HYPE」っていうHTMLでアニメーションを動かせるソフトがありまして・・

それじゃ一丁、クリエイターになってみようかしら?

ということで、

ちょっとそれらしいことをやってみました。

※ ボタンを押すと画面が切り替わります。



とりあえず、単純なシーン切り替えのHTMLアニメーションを作ってみました(笑)

これって色々なことに使えそうで夢が広がります。

まぁ、そういうことで、
司法書士限定で、ホームページの作成に関するご相談もやってます・・・(^^;)



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The Beatles Here, there and everywhere

  
  
  

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大阪都構想と水道事業の民営化とTPPとの関係?

2015年5月15日 By 高峰博文

水の饑餓今日の朝・・悪夢にうなされ目が醒めました。

悪夢を忘れないように覚書です(^^;)

平成27年5月17日・・

大阪都構想の是非を巡る住民投票が大阪で行われます。


まぁ・・
私は兵庫県に居住する部外者ですので、あまり大阪都構想に興味も関心も無いのが本音のところですが・・

ただ、一点だけ・・
どうしても気になることがあります。


それは、大阪都構想の一環で、水道事業の民営化を掲げていることです。


水道事業の民営化

ちょっと考えてみてください。

水道=水  

水は命の源です。

当然ながら人間も水が無ければ一週間も生きてはいけません。

その水を民営化することには、個人的にもの凄い抵抗があります。

なぜかといいますと・・・TPPがその後ろに控えているからです。

TPP??

TPPが何の関係があるんじゃい??

って思いましたか?

たぶん・・おそらく・・近い将来にはこの両者は深~く関係してきます。

どういうことかといいますと・・・

その前に、ちょっと「郵政民営化」を思いだしてください。

郵政民営化

小泉氏が首相のときに行われた「郵政民営化」ですが、

あの時に、小泉氏が掲げた郵政民営化のスローガンは・・
第一に・・
郵貯や簡保の資金は、これまで特殊法人の事業資金として活用されてきましたが、これら350兆円もの膨大な資金が官でなく民間で有効に活用されるようになる。

第二に・・郵政民営化しても、全国に津々浦々に存在する郵便局のネットワークはなくならないし、民間の知恵と工夫で新しい事業を始めることが可能になる。

第三に・・
郵便、郵貯、簡保は、公務員でなくてもできる事業だ。

第四に・・・
郵政民営化によって、郵政事業により税金を払われるようになるので、将来増税の必要が生じても、増税の幅は小さなものになる。
 
第五に・・・
「民間にできることは民間に、行財政改革を断行しろ」「公務員を減らせ」と言いながら郵政民営化に反対というのは、手足をしばって泳げというようなものだ

ということだったと記憶しています。

郵政民営化の是非は、今日の話の本筋ではありませんので横に置いといて・・・

郵政民営化によって、誕生したのが

日本郵政株式会社

株式会社ゆうちょ銀行

株式会社かんぽ生命保険

の3社で、これら3社をまとめて、「日本郵政グループ」と呼びます。

ところで、今の日本郵政グループ各社の株式って誰が持っているのでしょうか?

実は日本郵政グループ各社の株主は、財務大臣が 100%保有しています。

まぁ、現状では民営化されたとはいえ、今はまだ実質的に国が管理しているのと等しい状況です。

そんな日本郵政グループ各社は、2015年秋の株式上場を目指しています。

まぁ、民営化されたのですから、株式を上場することは予測の範囲内でしょう(笑)

さて、問題は・・
この日本郵政グループの株式を誰が購入するのか?

ということです。

そんなもの・・誰が買ったって同じじゃ無いか?

と考えることもできますが、ちょっとそれは危ないです。

単純に考えた場合、

株式会社は誰のものなのか?・・
という答えは、

「その資本金を提供している者の所有物だ」

と言える

もっとはっきりと言えば、

「民営化」=企業の私有化 ということであり、

企業の目的は「営利事業」であり、

営利事業の目的は「金儲け」です。

まぁ、それでも日本のためにそれらの資金が使われた結果、広義の意味で日本でお金が循環するのなら、良しとできますが・・

問題は、
この日本において、日本郵政が担っている役割を考えると・・これら各社の株式が上場されたら必ず外国の資金が入ってくる・・というか・・「日本郵政が外国に買われる」ということだ。

ここで問題となるのが、日本郵政グループの中でも特に「ゆうちょ銀行」と「かんぽ」だろう。

この2社が扱う莫大な資金は、日本の・・・特にお爺ちゃんおばあちゃんはゆうちょ銀行に預金していることが多い・・

その大切なお金の使い道に、株主の意向が無視できなくなったとき・・それらのお金が日本から出て行くことになりはしないのか?

という疑問が湧くわけです。

お金が日本から出ていったって、株主として損はできないのだから、ちゃんと利息がついて帰ってくるから別にいいんじゃないの?

って考えましたか?

たしかに、株主として損はできません。

じゃ・・何も問題ないじゃないか??

本当に??

ハゲタカファンドが何を考えるでしょうか?

彼らは長期に株式を保有して、その会社を育てよう・・なんてことは微塵も考えていません。

彼らの目的は、誰かの資金を預かって、その資金を増やすことが目的です。

しかも、それはできるだけ短期間でやらなければいけません。

考えられるシナリオとしては、

郵貯やかんぽの資金を外国への投資にまわし、いかにもそれがうまくいっている風を装います。

いや・・たぶん・・本当にうまく資金を回すハズです。

そうして、いったんは、株式の資産価値を上昇させたうえで、ある時期に、一気に高値で売り抜けます。

ここで、「ある時期」というのが問題です。

ハゲタカファンドが売り抜けた時期を境にして、海外への投資が焦げ付きを起こしだします。

そして、大切な郵貯やかんぽのお金が、海外に消えていくこととなるはずです。

忘れてはいけないのは、この際に、日本郵政の株式を高値で買った日本人の投資家が、その後の日本郵政株の下落によって損失を被ることとなり、二重の意味で日本のお金が海外へ流失する事態となるかもしれません。

まぁ、
上場されたからと言って、いきなりそういう風になる訳じゃないですが、外国資本・・特にアメリカの投資ファンドはこんな美味しいあめ玉をほおっておくことは無く・・・徐々にではあってもかなりの部分を吸い上げられることになるのではないのか?

という危惧はどうしても捨て去ることができません。

そりゃ・・それが・・
資本主義社会なのだから、そんなことは大した問題じゃないとも考えられるし、それが悪いことなのか良い事なのかは、色々な考えがあるだろうし、それの是非も今とやかく言うつもりもありませんが・・

株式を上場するということは必ずそういうリスクというか仕組みであるということを意識しておく必要があると思います。

ということで・・
話を大阪都構想に戻しましょう(笑)

しつこいですが・・・

水は生命の源です

極端な話、「郵便局」が無くても、「郵貯」が無くても・・「かんぽ」が無くても、人間は死にません(^^;)

しかし、水資源は別です。
人間は、水が無ければ生きていけません。

ここで、
水道事業を民営化することとはどういう事なのでしょうか?
ということを考えた場合・・・

大阪都構想のQ&Aの中で、
大阪都構想で語られる水道事業の民営化によって住民サービスは低下しないのか?という「Q」に対して
「水道事業を民営化することで、事業費の圧縮、設備の計画的な更新、水道料金の値下げを進めていきます」
という回答がされています。

さて、これは本当でしょうか?

民営化した当初・・おそらく10年間程度は、大阪(都)が、その株式を保有するでしょう。

しかし、それら相当期間が経過した後はどうでしょうか?

民営化したのだから、当然どこかの段階で、その株式を上場しようとするはずです。

その株式を買うのは、恐らくアメリカのヘッジファンドはもちろんですが、郵政とはちがい、それら属にいわれるハゲタカファンドのバックにはアメリカの水道事業を行う会社がいることが予測されます。

まぁ、何処が株式を買っても良いのかもしれませんが・・

問題は結局、
大阪で水道事業を行っているのがその1社である・・

と言うことなんじゃないでしょうか?

繰り返しますが・・

「民営化」=企業の私有化 ということであり、

水事業の民営化とは、その企業の「営利事業」であり、

営利事業として考えれば、その目的は「金儲け」です。

ここで、同業他社がいれば、そこで競争原理が働き価格の下落が考えられなくもないですが、一社独占事業を民間会社に任せれば、民間企業である以上、儲けを最大限に引き出すための事業を行うのであり、その結果がどうなるのかは子供でもわかる理屈ですね。

どう考えても、
民間で競争が無い状態で本当に水道料金を値下げするなんてことがあるのでしょうか?
そんなバカはいません(笑)

競争相手がいない・・ということは・・その価額を自由に設定できる=必ずぼろ儲けすることができる・・ということです。

実はこれと近い事例が、ボリビアのコチャバンバでありました。

後に
「ボリビアの水戦争(ご興味があれば、「ボリビア 水戦争」でGoogleでもYahooででも検索してみてください。)」と言われる事態となったこの事例を簡単にご説明すると・・・


「ボリビアのコチャバンバ 水戦争」の話

ボリビアのコチャバンバで水道事業が民営化された・・

それは1999年、
世界銀行やIMF等が、ボリビアへの貸出金の一部の支払い(約600万ドル?)を免除する見返りとして、それまで公共事業として行っていたボリビアのコチャバンバ(以下、たんにボリビアという)の水道事業を民営化することを迫ったもので、債務の返済に窮していた当時のボリビア政府は、この提案を呑みました。

この際に、公共事業である水道事業を民営化することへの不安を口にするボリビアの国民は、まさしく大阪都構想で語られる水道事業の民営化によって住民サービスは低下しないのか?というのと同じ疑問を国へ投げかけます。

この質問に対して、ボリビアは国民に、大阪都構想での答えと非常に近いのですが、
「水道事業を民営化することで、事業費の圧縮、設備の計画的な更新、水道料金の値下げができます」
というふうな回答をしています。

心配する国民の声を封じて、ボリビアの水道事業は、民間事業へと舵をきったわけですが・・・

その結果・・
何が起こったのかというと・・・

ボリビアの水道事業が民間事業となり、その結果、外国資本の民間水道事業社に買われます。

競争相手のいない水道事業者は、いきなり水道料金を跳ね上げました(2倍~5倍)。

この結果、水道料金を払えなくなり、水道を止められる国民が多数でてきました。

高い水道料金を支払えないボリビアの国民は、やむなく自衛のために、雨水を貯めてそれを生活用水として利用するなどした結果、それらの不衛生な水を摂取せざるを得ないことで病気が蔓延します。

さらに、恐ろしいことに・・

バケツに水を貯められては儲けがでない水道会社が、ボリビア政府に圧力をかけ、それら雨水を貯めることを禁止し、違反すれば逮捕するという事態に至り、国民との間の軋轢は増していき、デモの範疇を超える抗議行動へとつながります。

最後には、
ボリビアの国民が水道事業を自国の公共事業として取り戻したのですが・・・

この話の本当に怖いところはもっと別のところにあります。
・・というか・・
ここからがボリビアの水戦争の本質です。


ボリビアの水戦争とTPP

ボリビアの水戦争・・この時、ボリビアの国民が戦った相手は、アメリカのヘッジファンドであり、アメリカ資本の水道を関するする会社で、その水道会社は米国最大の建設企業ベクテル社の子会社です。

ここで、重要なのが当時、

アメリカの多国籍会社ベクテルは

「投資家国家訴訟制度 ISD=TPPにももれなくついてくる毒薬条項」を振りかざしてそれでボリビア政府を提訴しました。

ところで・・・
それで当時、ベクテルはアメリカ企業なのですが、実はアメリカとボリビアはFTAを結んでいなかったので、普通に考えれば毒薬条項でボリビアを脅すことができなかったわけです。

じゃ、どうやって毒薬条項が使ったのか?

ということですが、ベクテルはボリビアとの間で問題が発生することを想定し、この「投資家国家訴訟制度 ISD」を使うために裏技を使います。

その裏技を簡単にいえば、

ボリビアは、オランダとの間で「両者間投資協定」というのを結んでいました。

そこで、ベクテルはオランダにペーパーカンパニーを作ったわけです。

そして、オランダで作ったペーパー会社に、ボリビアの水道事業に関係をもたせることで、ボリビアとオランダ間の「両者間投資協定」を利用して投資家国家訴訟をしてきました。

その結果、ボリビアは今もこのときの違約金の支払いに苦しんでいます。

勿論・・

大阪が、このボリビアの水戦争のようにここまであらかさまな不都合な事態に陥るとはさすがに思いませんが、いずれにしても、本当に命に関わるインフラを効率化の名の下に簡単に民営化してもよいのだろうか?という疑問は捨て去ることができません。

つまり何が言いたいのかというと・・

日本が加入しようとしているTPPには、毒薬条項が漏れなくついてきます。

大阪の水道が民営化されたあかつきには、それほど遠くない将来にその株式が上場されます。

上場された株式は、恐らくはアメリカの格好の餌食となり、実質てきな話として大阪の水道はアメリカの会社に牛耳られます。

水道事業者として、対抗する会社も存在しないので、実質その会社の思うままの水道料金が設定されます。

もしも、日本政府や、大阪(都)が、それについて文句を言ったり、それを規制する法律を作っても、それが参入障壁である等の理由で、それに優先するTPPの毒薬条項でかき消され、実質的にそれに対抗する術を大阪府民・・いいえ・・日本国民は持ち得ないのです。

その結果、水という生活必需品を裁量権を外国や外国の企業に牛耳られてしまうことになります。

まぁ、よくよく考えれば
これって、もう大阪都構想なんていう枠ではなくて、国防という視点から考えるべきことですね(>_<)

さて・・・

以上の話は、私の今朝見た夢の話です。

これが現実のものとなるか?

かよわい一国民である私に知る術はありませんが・・・

この日曜日は、

興味本位で大阪府民の選択を見守りたいと思います。

※ 本投稿は、大坂都構想に賛成するものでも、反対するものでもありません。


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PJ Harvey – Down By The Water

  
  
  

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飛べない豚はただの豚? どうせ豚ならトンでみるか!

2015年5月12日 By 高峰博文

空飛ぶ豚

50の手習い

何かをはじめるときに

「できることなら失敗はしたくない」

と考えます。

たしかに・・

これからはじめることを、何も知らないでその世界に飛び込むことは勇気ではなく、ただ「無謀」で「無知」で「無駄」なことで、何らかの準備は必要なはずです。

それでは、
準備はどこまですればよいのでしょうか?

完璧に準備をする

いえいえ・・
そんなことはできるはずがありません。

準備はそこそこすればいいんです。

そこそこ準備出来たら、最初の一歩を踏み出しましょう。

細かい修正は歩きながらすればいいんです。

今は、不完全でもいいんです。

勇気をもって最初の一歩を踏みだすこと・・・

きっと、それが大切なことだと思います。


飛べない豚はタダの豚

今の時代、パソコンを起動して、インターネットを徘徊すれば色々な情報が得られます。

それらの情報は色々と役に立つものも多く、知りたいことの6割5分はそこにあるとも言える。

いまや仕事においても不可欠のものとなっていますが、しかしそれだけで全てを理解することはできず、わかったような気になっているだけのようです・・・

では、本でも読むか・・

本も役に立ちます・・・しかし「現実は小説よりも奇なり」という言葉のとおり・・本のとおりに物事が進むなんてこともありません。

結局、
いくら本を読んでも、どんなにインターネット上をいくら徘徊したところで、それでは単なる傍観者に過ぎず、本当に大切なことはそこから得ることは出来ない。

本もインターネットの所詮はバーチャルな世界なのだ。

やはり
現実の経験にまさる知識はない
と思うのね。

もっとも、
だからといって何でもかんでも経験できるわけではない。

では今、何を経験するのか?

そのときに与えられている仕事をこなすことは勿論のことだが、自分の為に、そして顧客の為に真摯であり続けることが大切なことだ。

さぁ!

飛び出す準備ができたなら、とりあえず新しい空へ飛び立とう。

足りないものは、歩きながら見つけていけば大丈夫!

大型台風が近づいているせいか・・・
世の中が何となく静かに感じるこんな時間を利用して、自分で自分に言い聞かせることにする(>_<)


前を向いて歩く

どの道も、何処まで行っても終わり無く・・・前を見ればこの道も遙か彼方へ続いています。ただこの道はいくつもの分岐点がありどの道を行くのかは自由です。

新しい道を歩むか?・・

今までの道を続けるか?・・

わかっていることは、
来た道は二度と引き返せないということです。

さて、
それではそろそろ・・今日も前を向いて一歩一歩踏み出しましょう。

どうせ豚なら、飛ばなきゃ損でしょ



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P!nk – Perfect

  
  
  

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