今日は、家族が自宅や病院以外で亡くなった場合=ようするに、旅行先で亡くなった場合について考えてみます。
旅行といっても
(1)直ぐに帰ってこれるような近場の場合
と、
(2)海外のように簡単には帰ってくることができない場所(国内でも遠方の場合は同様)
とで違いがあります。
近場の場合
一口に旅先で亡くなるといっても、急な病死の場合、事故の場合、事件に巻き込まれた場合など、その原因は多種多様なものと考えられますが、旅先といっても1日程度で行って帰ることができる範囲内であれば、ご遺体を自宅まで連れて帰ってあげて下さい。
遠方の場合
どんなに遠方であろうと大切な家族なので、できれば「遺体のまま」連れて帰りたいと考えますが・・・
現実の問題として遺族は、ご遺体を
「遺体のままで搬送する」か、
「骨にして持ち帰るか」の
選択を迫られます。
できれば、「遺体のまま連れて帰りたい」と考えるのが普通ですが、多額の搬送費用が必要となりますので、現実の問題としては、なかかなに難しいのが実情のようです。
遺体のまま連れて帰れない場合
現地で荼毘に付し、骨にしてから持ち帰ることとなります。
海外の場合には
現地の領事館に連絡します。
領事館の職員に相談しながら、領事館の指示を仰ぐこととなります。
ご遺体で搬送することができる場合
もしも、ご遺体で搬送することができる場合には、
飛行機などの到着時間を葬儀をお願いする葬儀社に伝えて、ご遺体が日本に到着すると同時に搬送できるよう手配しておきましょう。
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