先日、賃貸建物の明渡しのご相談がありました。
色々とお話しをさせて頂くなかで、
「で・・費用はどれくらい必要ですか?」
と尋ねられました。
まぁ、当然の質問ですね。
建物の明渡し事件って・・実はやることが色々あって・・
どの段階で建物が明け渡されて、
依頼の目的が達成できるのかによって費用が変わります。
一番安ければ15万程度から・・・明渡の強制執行までを考えると・・50~60万円程度かかるかもしれません。
司法書士費用が50万?
単純に、司法書士の報酬額だけで50万・・くらいということは、保全のための予納金、裁判での実費や、明渡しのさいの予納金や、その他の実費等を考えれば実費も相当額が必要となってきます。
まぁ、全てを併せると100万を超える可能性も十二分に考えられます。
「少しでも費用を抑えたい」
その気持ちは痛いほど良くわかります。
私もそんなに請求されると、依頼することに二の足を踏みます。
立場変わると
しかし・・・司法書士の立場でいうと、やらなければならない事の多さを考えれば、50万円でもバーゲンプライスじゃないのか?・・とも思うわけです。
昔々・・弁護士さんの費用を聞いて
弁護士さんの費用ってぼったくりか??
と考えていた時期もあったのですが、いざ自分自身が同じようなことをやろうとすると・・・そりゃ・・それくらいの費用を請求しないとやっとられんわ・・ってことが、よくわかりました。
とはいえ・・・一般の人にとって(もちろん私にとっても)、数十万円・・場合によっては百万円単位の費用がかかります・・と言われれば・・・辛い・・ってことは実感としてもよくわかります。
まして、依頼した司法書士のやる作業って、依頼者からするとブラックボックスのように見えて、本当にそれに相当するだけの仕事をしているのか?
と心配になることも理解できます。
でも・・必要なんです。
嘘偽りなく、まともな仕事をするためにやるべき事を積み重ねていくと、どうしてもそれくらいの金額になるんです。
司法書士費用の基準って?
実は司法書士の費用には
基準がありません
それぞれの司法書士が、それぞれなりに考えて「これをするのに正当な報酬は〇〇円」って決めています。
つまり
全く同じことを依頼しても、依頼された事務所によって請求される費用はバラバラです。
まぁ・・そうはいっても大体平均的な金額・・っていうのもあるような・・無いような・・
従って、上で見積もりをした金額も
あくまでも高峰司法書士事務所に依頼した場合の見積もりです。
ですから
依頼される事務所によっては、
もしかすると 建物の明渡しなら「25万円でやる」という事務所があるかもしれませんし、逆に「100万」必要といわれる事務所があるかもしれません。
依頼者には、色々とアンテナを張って頂き、見積もりも含めてその司法書士等が信用できるか否かなどもよくよくご検討頂きたいところです。
※ 別に安かろう悪かろうと言うわけではありませんし、高いから優れた事務所というわけでもありません。
※ しっかりと自分の目で見て話を聞いて、比較検討して判断して頂ければと思います。
まぁ、上のご相談者様も、
最終的に色々と検討した結果、
当事務所への依頼頂けるのであれば、
不肖たかみね・・・
全力でお仕事させていただきます。
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今日の一言
「物事の、需要と供給、その値打ち」
今日の一曲
Mark Ronson – Uptown Funk ft. Bruno Mars