パナソニックの創設者である松下幸之助氏が
「総理大臣というものは、新しく就任したならば、まず国民を叱らなければならない」
という言葉を残されています。
真意
この言葉の真意としては・・・
今の政治家は国民に対してご機嫌をとることはしても、国民を叱る人が誰もいない。
だから国民は甘え、他を頼るようになっていること。
「それが経済の上にも、政治の上にも行き詰まりがでてきた一つの大きな原因となっている」
だからこそ、日本の総理大臣も
「私は総理大臣になりましたが、皆さんは私に求めてはいけません。国に対して求めるよりも、国もために何をなすべきかをお考え頂きたい。そうしないと日本はよくなりません」
と言うべきであるということのようです。
Roots
「国の為」という言い方をすると、短絡的に軍国主義的だとか飛躍した論理展開する人もいるかもしれないが、別にそういう話じゃ無いと思うわけです。
私の解釈するこの松下氏の言葉の意味は要するに、
「根っこを大切にしなさい」
ということだと思うわけね。
では
「根っこ」って何ぞや?
一口で説明するのは難しいのですが、もの凄く簡単に言うと
「立ち位置」の話
だと思うわけ・・えっ・・余計にわからん!・・ですか・・・orz
まぁ何にしても・・・
たしかに国に対して必要以上に求めると、大衆に迎合した政治屋が何やら実現性の乏しい口当たりの良い話ばかりをする訳で・・・・
では・・それで国が・・ひいては私たちの暮らしが良くなったのだろうか?・・等を考えていくとすでに答えはでているのではないでしょうか。
自分が日本人であるということは、やはり多くの日本人にとっては、ひとつのアイディンティティーであることには間違いがなく(それを超越している人もいますが・・私にはできそうもありません・・)、国の為というよりも、私としては「自分の立ち位置としての根っこを強くしていく」必要があると考えるわけです。
この立ち位置の話は、仕事の話にもかなりの部分でつながっていると思うわけで、台風がきても津波がきても、そこに立ち続ける為には、健全な「根っこ」が大切だと思うわけです。
世の中には目に見える部分が綺麗でも、根腐れしていることもあるようですし・・・
・・・と言うわけで、今日も立ち枯れしないように、「根っこ」を意識しならお仕事に励みます。
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今日の一言
「この風に、向かいなびくも、根の思い」
今日の一曲
CHICAGO – Hard To Say I’m Sorry
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