5万件の実績
とある離婚専門とうたう行政書士さんのホームページに、
「13年間で、5万件以上の相談実績」
と載っていました。
いや・・凄いですね・・
5万件ですよ・・相談実績5万件・・
ちょっと旦那さん~大切なことだから、もう一度言います!
5万ですよ ~
0 が4つもつくんですよ~
・・ということで、大切なことなので・・
計算してみましょう
相談1件が30分かかったとしましょう(実際の相談で、30分で終わることは稀で、もっとかかりますが・・・)。
5万 件 × 30 分 = 150万 分 (のべ相談時間)
150万 分 ÷ 60 分 = 2万5000 時間
2万5000 時間 ÷ 24 時間 = 約 1041 日
一日24時間リゲインを飲んで飲んで飲みまくり、一瞬たりとも休みなく寝ないでフルに働けば、たった約3年間でできますね ♪
勿論、24時間働けるハズは無いので、無理のないところとして、一日14時間 働いたとしましょう。
当然、相談ばかりしているハズもありませんから、その内の半分の7時間を相談に充てたと考えると・・・
いやいや・・
7時間もぶっ通しで相談聞けないし、相談者の入れ替わりの時間もいるから、7 時間のうち、30分 だけ休憩と相談者の移動時間としよう♫
ということは・・
一日の実相談時間 = 6 時間 30 分 = 390 分
か・・・
たしか・・・
相談1件30分と考えるので、
一日あたりの相談人数は?
390 分 ÷ 30 分 = 13 人 は、いけるな
次に、
相談1件30分を5万件行うので、相談の所要のべ時間は、
30 分 × 5万 件 = 150万 分
だったから・・
相談のべ時間から、一日あたりの相談時間を割ると、必要日数が計算されるね。
つまり
相談のべ時間 150万 分 ÷ 一日あたりの相談時間 390 分 = 約 3846 日
ということか・・・
一年 365 日で全て働いたとして・・
3846 日 ÷ 365 日 = 約 10年 6ヶ月 程度
いやいや・・11年間 一日 も休みなく働く人は見たことないな・・
一週間に 1 日だけ休むことにしよう。
そうすると一年間のお休みは、約 4 日 × 12ヶ月 = 48 日
365 日 - 48 日 = 317 日
3846 日 ÷ 317 日 = 約 12 年2ヶ月 程度
な~るほど・・・以上のことを、まとめてみると・・・
納得
つまり・・・
一日の 7 時間を相談に費やし
一人あたりの相談時間を 30 分で必ず終わらせて
一日あたりの 13 人 の相談の依頼があれば・・
一年の実働日数 317 日 × 一日あたり相談者数 13 人 = 一年間の延べ相談者数 4121 人
これを、13年間継続すると
一年の延べ相談者数 4121 人 × 相談期間 13 年 = 延べ相談者数 5万3573 人
お~っ!!
本当だ、13 年で 5 万件以上 の相談受けれるわ・(大笑)
謝罪
どこの誰かは知りませんが、ホームページ見たとき
「嘘つけ! そんなもん出来るわけあらへんわ(怒)」
と思わず 罵倒 考えてしまったことを心よりお詫び致します。
その素晴らしい事務処理能力に、ただただ感服いたします。
なんといっても、5万件ですよ 一日13名の相談を聞くんですよ(きっとメールによる相談も含んでいるのだと思いますが・・・メールを読んで返信するのに30分で処理できる能力は素晴らしいですね)!
私、一日で最高5名の色々な相談を聞いたことがありますが、それでも精神的にも肉体的にもヘトヘトになり、最後のほうは吐きそうになっていたのを思い出します・・
本当にわずか13年で、5万件も相談を受けられた行政書士さんが凄すぎて、今日から「相談の神様」と呼ばせていただきます。
アッ・・嫌味じゃないですよ。 本当に感心しているのです。
だって、仮にも行政書士という資格者がホームページに嘘の実績を書くはずないですから!!
それでもやっぱり真似でけん
たしかに、計算上は13年間で5万件以上の相談を受けることができるのかもしれませんが、残念ながら私にはどう考えても実際にそんな相談をこなすことはできません。
えっ・・
「お前の仕事が遅いだけなんとちゃうか?・・」
「お前が愚図愚図やっとるからやろ?・・」
ご批判は甘んじて受けますが、
これだけは言わせてほしい。
「たとえ、愚図でのろまな亀と呼ばれても、私は一人一人の依頼者のために、時間がかかっても丁寧で真摯な仕事がしたいのだ!」
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