平成26年12月14日にせまった、第47回衆議院議員総選挙・・・
ついに
私の子どものところにも
「選挙のお知らせ」
が届きました。
そうか・・・
あんなに小さかった我が子が・・
もう選挙権を取得できるほど大きく成長してくれたことを改めて感謝したい
と思いました。
ところで、
この選挙当日である14日は一日中 研修の予定なので、
つい先ほど、期日前に投票に行ってきました。
私の選挙区では、
「自民」
「維新」
「共産」
の三党から立候補者が立ちました。
まぁ・・・当たり前ですが、どれも完全に私個人の主張であり考えなりと一致する政党はありません。
残念ながら、今回の選挙は「消去法」で誰に投票するのかを考えなければなりません。
ただ、今現在ではっきりといえることは
自民党にはいれない
ということです。
なぜか??
自民党の憲法改正草案
今回の選挙にあたり、経済のこと、原発のこと・・色々と検討しました。
その中でどうしてもこれはアカンやろ・・・と判断せざるを得ないことがありました。
それが、
自民党の憲法改正草案です。
私の読書力が足りないのか?
私の理解力が乏しいのか??
自民党の憲法改正草案を勝手な解釈でザックリと言うと、
今の憲法が、
国民目線で国が勝手なことをしないように縛るためのもの
であったものが、
国目線で、国民が勝手なことをしないように縛るためのもの
に変えようとしているのではないのか??
という疑念をどうしても払拭することができませんでした。
私は憲法に精通しているわけはありませんし、むしろ不勉強な人間です。
自民党の憲法改正草案にも、「これは必要だよね」とうなずける部分も多いのですが、
改正素案のそこかしこでその意味を深読みしてしまいそうな細かい言いまわしの変更があったり、
なによりも
基本的人権に関する条文(第97条)がバッサリと削除されているということだけでなく、10条から20条あたりの細かい修正の意図を考えると・・
この草案の根っこに何を見据えているのかということが透けて見えると思います。
ん・・・
自民党の描く日本国の未来とはなんなんでしょうね??
本当に国民のことを考えているのでしょうか?
色々(自民党の憲法草案に限らず・・)と見たり知るほどに考えさせられます。
とはいえ、現実問題として・・
今現在、政権与党としての機能できる政党は、
「自民党」しかいないのも事実です。
従って、
与党としては「自民党」以外の選択肢はないでしょう。
これが厳しい現実です。
私が個人的に
これだけは防ぎたい
とかんがえていることは、
今回の選挙で、
衆議院で自民党に3分の2以上の議席を与えることは、
煮るなり、焼くなり、自民党さんの好きにしてええでっせ~
と言っているようなもので、
到底容認できません・・
従って、私個人としては自民党には投票することができません。
まぁ、だから自民党には投票しないで・・などと馬鹿げたことを言うつもりもありませんし・・
それと
野党が何でもかんでも反対したり、どうでも良いことばかりに大切な国会の時間を使ってもよい・・と言っているわけではありません。
なので・・
じゃ・・維新はどうやねん?・・今の維新は何やら烏合の衆状態にしか見えません・・・・・
・・・・共産はどうやねん?・・良くも悪くも共産に与党を演じることはできないと思っています。それゆえにその時のことを考えなくても良いというある種の開き直りとも考えられなくもない主張がかれらの持ち味でとなり、それゆえに共感できる部分も多いのですが・・・・・与党でなければ結局のところ何を主張しても「絵に描いた餅」であるので・・・
となっちゃうんですよね・・(-_-)
まぁ、比例の投票は、立候補者に限らずどの政党でも投票できるのでどこにいれるかをよく考える必要があるようです。
・・と言うわけで・・
全てを任せる候補者や政党はありませんが、最大公約数的に判断をして投票を行いました。
せっかく与えられた国民の権利です。
香港(中国)の学生が望んでも望めない自由な選挙ができる日本は幸せです
国の将来・・ひいては自分達の未来のために・・精一杯考えて、投票したいと思いますし、選挙権を持っている人はそれぞれがそれぞれなりに考えて大切な一票を投じてほしいと願っています。
まぁ、こういう急にバタバタッと始まって終わる選挙って、
「共産」が議席を増やすパターンでしょうかね・・
私の一票が、よりよい未来へつなげるものと信じます。
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今日の一言
「雪化粧、巡る季節に、みた明日」
今日の一曲
Eric Clapton – I Shot The Sheriff
あ~ぁ・・・与党の大勝でした・・・投票率の低さが残念でしたorz