車の任意保険に俗に言う「弁護士特約」があります。
※弁護士特約
→交通事故の紛争解決のために弁護士に依頼した費用を保険会社が負担する特約
この特約のせいかどうかは知りませんが、たしかに最近裁判所にいくと交通事故の事件が多いです。
この「弁護士特約」ですが、実は私たち司法書士に交通事故を依頼した場合(相談含む)の司法書士費用に充てることができることをご存じでしょうか?
私たちが所属する「兵庫県司法書士会交通事故研究部会」において、国内の損保会社は司法書士への費用も「弁護士特約」でカバーできる旨を確認しています(外資系は駄目・・(T_T))。
司法書士の交通事故への取組み
まぁ、実際問題として交通事故を取り扱える司法書士は少ないです。
私が安心して交通事故の案件をお願いできる人は兵庫県下で10名程度というのが実情で何とも心許ないところ・・
そこで、もっと交通事故に対応することができる司法書士を増やすために色々と活動しています。
まずは、司法書士が交通事故の相談を行う際に使う「相談マニュアル」を作成して配布します。
そして、姫路地区での交通事故への対応強化のために、毎月一回・交通事故の姫路地区勉強会を交通事故研究部会が行っています。
教えること
そこで感じることは
人に「もの」を教えることはできない
ということです。
どんなに一生懸命教えても、教わる側にその気がなければ「ウマの耳に念仏」状態となります。
結局、誰かに何かを教えるという考えは、何とも傲慢な考え方なのかもしれません。
もしも、少し先を歩いている人が、後に続く人へできることがあるとするならば、
相手の中にあるすでにある力を見いだすこととその手助け
ということになるのでしょうね。
まぁ、そもそも私自身がそれほど偉そうなことができるほどのものでもありませんので、
自分ができることと言えば、
初学者と共に学び、自分の知識も高めてもらいながら、総体的な知識の集約が正しい方向へ導くことだと考えています。
私も交通事故に携わる司法書士の一員として、教えている側にいるようで、実は教えられていることも多いと感じています。
何にしても、
交通事故なら司法書士に任せとけ
と言うためにはまだもう少し時間が必要なようですが、それも時間の問題だと信じて今日も働きましょう。
相談のご予約メールフォームはこちら
今日の一言
「果てしなき、知への旅路に、おわりなく」
今日の一曲
中学生の時に聞いてRockに目覚めた曲
第二期ディープパープルでハイウェイスター
Deep Purple – Made in Japan – Highway Star
コメントを残す