渋滞の原因
今朝、事務所へ向かういつもの道が、何やら少し渋滞していました。
渋滞の原因は、交通事故です。
どうやらオカマを彫ったようです・・・。
すでに警察の人も現場に到着していました。
交通事故で大切なこと
交通事故が発生した場合、その大小に関わらず、
警察に連絡しておく
必要があります。
一般的に警察への連絡後、15~30分程度で警察の人が交通事故の現場に来てくれます。
そして、
どのようにして交通事故が起きたのかを警察の人が現場を検証して、その事故の様子を細かく証拠として書面で残します。
この警察の人が作成した書面を
「実況見分調書」
といいます。
過失割合
交通事故の場合、
その交通事故の原因がどちらにあるのか?
ということが後日問題となります。
この、交通事故の原因がどちらにあるのか?
という問題を
過失割合
といい、この過失割合は、
損害を賠償する責任=損害賠償額
にも大きく影響します。
※ なお、過失割合は、これまでの交通事故の積み重ねである程度類型的な判断基準があります。
実況見分調書と過失割合
「実況見分調書」は、「過失割合」を決める大きな手がかりとなります。
言い換えると、
「実況見分調書」に基づいて「過失割合」が決まる
ともいえるとても大切なものです。
実況見分調書
ここで少し問題となるのが、この「実況見分調書」の内容です。
警察官が、交通事故の現場を検証して作成されるのですが、
たまにあるのが、実況見分に来た警察の人が、それまでの経験や、自分の思い込みで、必ずしもその交通事故の状況を正確に反映していない「実況見分調書」が作成されてしまうことがあります。
交通事故の現場で警察官へ説明できる状況の場合は勿論のこと、交通事故で警察が来る前にその場からすぐに救急車で病院に搬送された場合でも、後日警察から「実況見分調書」への確認を求められると思います。
「実況見分調書」に限らず、一旦署名や押印をした書類を、後で「あそこが違う」「ここが違う」と言っても、その言い分がとおらない可能性が強いです。
・・ということで、「実況見分調書」の確認を求められた場合、その中身をよく確認し、事実と相違する場合には安易に署名をしないようにしてください。
もっとも・・・
交通事故を起こさないようにする
のが何よりも大切なことです。
安全運転を心がけましょうね。
・・今日のマメ知識・・
「おかまをほる」の「ほる」という漢字は、
オカマを「彫る」
ではなく
オカマを「掘る」
が正しい使い方・・・のようです(^^;)。
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