SFの定番といえば、「タイムマシン」ですが、難しいことはわかりませんが、タイムマシンを作ることはできないのではないのか?
まぁ、相対性理論を元に幾つもの仮説はありますが、どれも非現実的なものばかりで、いきなり凄い天才が現れて、タイムマシンを作ってしまう可能性も全くのゼロとは言い切れないのかもしれませんが、少なくともこの百年程度でタイムマシンが完成するとは思いません。
しかし、一口にタイムマシンと言っても、行き先が「未来」なのか「過去」なのかによって結論が変わる可能性があります。
端的にいえば、未来へのタイムマシンは存在するが、過去へのタイムマシンは存在しないということだ。
未来へのタイムマシンを考える
実は、時間をド~ンと飛び越えることはできませんが、一方通行の未来へ向かうタイムマシンは、既に存在しています。
簡単なことです。
寝て入れば良いんです。
夜寝て、目が醒めると朝になる。
なにを当たり前のことを・・・と思うでしょうが、寝ている間も「自分で認識しない時間」が間違い無く進んでいます。
つまり寝て目を醒ませば、そこは何時間か後の未来です。
まぁ、冗談はさておき・・・
一説によると宇宙ステーションで800日程度過ごしてから地球に帰ってくると、48分の1秒程度未来の地球に帰ってくることになるらしいです。
そうすると、宇宙飛行士の何人かは、すでにタイムトラベラーだということですね。
過去へのタイムマシンを考える
実は過去に行けるタイムマシンって、存在意義があるような・・・無いような・・・
どういうことかと言いますと、
時間を超えるための理論には、諸説色々なものがあるようですが、いずれの理論をもってしても、もしも過去に行けたとしても、場所は変わらないと考えられています。
ここでいう場所とは、地球規模の座標値の話ではなく、宇宙規模の座標値の話となるはずです。
そうだとすると、
地球は宇宙に浮かびながら、太陽の周りをクルクルと回っています。
今から1年前に戻ったとしても、そこに地球が無ければ、いきなり宇宙空間へほうり出される??ということになりますね。
考えただけで恐ろしい・・
それともう一つ
もしも、地球上の同じ座標値で過去に行けたとして、「過去の世界には一切の干渉をしてはならない」らしい。
これはバタフライ効果と呼ばれることを防ぐために必要なことだと言われています。
バタフライ効果=未来人が、過去へ行き、その時代の蝶々を殺すだけで、未来の世界が滅ぶ可能性がある・・という最初はとても小さな波紋でも、時とともに波紋がドンドンと広がっていき予測不可能な状況を引き起こす効果のことです。
未来人が過去に行き、その時代の蝶々を殺したことにより、未来の世界が滅ぶということは、そもそもタイムマシンを開発した未来も存在しないということで、ということは、未来人が過去に来るはずもないので蝶々を殺すことができない・・・こういう原因と結果が食い違うことを「タイムパラドックス」と言うそうです。
別の考え方で、未来の人が過去に干渉した結果、未来が変わるのだとすると、未来人がタイムマシンで過去に干渉したその瞬間から違う未来へ向かうことになるという節もあります。
つまり、未来人が蝶々を殺さなかった世界(未来人の世界)と、未来人が蝶々を殺してしまった世界(未来人とは別の世界)とに分岐してしまうということです。
結局、過去に行っても過去に干渉できないのであれば、歴史の教科書を勉強するのと何もかわらないのじゃないか?という風にも考えることができ、それなら過去に行く意味って別にないのではないかとの結論に至るわけです。
もっとも、それでもいま争いのある過去の問題について、どちらが正しいのかを検証することはできるかもしれませんが、過去に行ってもできることといえば、その程度でしょうね。
パラレルワールド
タイムマシンの話と同様に、パラレルワールドの話もSFでよく使われます。
パラレルワールド=「多重世界」=「並行世界」 などとも言われます。
つまり私たちが生きている世界とよく似た世界が無数に存在するという考え方です。
先のタイムマシンの話でもおわかり(?)のとおり、未来人が過去の世界で何か干渉するとその都度、世界が分岐し新たなパラレルワールドが生まれるのかもしれません。
この場合、過去に行った未来人が、自分の元の時代へ帰ろうと未来へタイムワープしたとして、行き着く先は、分岐した前の元々自分がいた世界なのでしょうか? それとも分岐した後の世界になるのでしょうか?
ん・・・
そもそも過去に行ったつもりの未来人が行ったのは、その世界の過去ではなく、その世界とよく似たパラレルワールドに行っただけじゃないのか?
そうだとすると、そこで見た過去の事実も、自分達が生きている世界の過去とは違うわけだから、過去の検証にもなりはしない・・・という悲しい結論におちつくな・・
ん・・・やっぱり、考えれば考えるほど・・・わからなくなるな・・
一方通行
ただ、今現在ではっきりとしていることは、過去へは行けないということだ。
つまり、この一瞬は「もう二度と戻ってはこない」ということだろう。
わかってはいても、「あの日に帰りたい」と祈ることもあるかもしれない。
でも、過去に行けたとしても、決して過去を変えることはしてはいけない(若しは、できない)のであれば、それに縛られることほど愚かしいこともないだろう。
今日は書き始めてから、自分でも何が言いたいのかよくわからなかったのだが、ここまで書いて気が付いたことがあります。
それは、人は過去へは戻れないが、全ての人がまさにこに瞬間に、少しづつ未来へ向かって歩いているということです。
そうか!!
時間を一足飛びに越えることはできないにしても、今を生きる全ての人が、
未来へのタイムトラベラー
と言う訳ですね。
一方通行の時間を生きるために、今できることを、今日できることを、できる限りやるだけだ。
ン・・・と言うことわだ・・・
限りある大切な時間だ!
んじゃ、こんなことを書いている暇はないな・・・(^^;)
明るい未来のために取り急ぎ働こう・・・(T_T)
選択
さて・・・ここに、タイムマシンが二つあります。
一つは、「過去への一方通行専用タイムマシン」です。
過去の好きな時代に行けますが、二度と現在に帰ってくることはできません。
もう一つは、「未来への一方通行専用タイムマシン」です。
未来の好きな時代へ行けますが、これも帰ってくることはできません。
貴方はどちらのタイムマシンに乗りたいですか?
それとも、どちらのタイムマシンにも乗らないでしょうか?
私は・・・
今日の一曲
私の中で、この歌は人生の応援歌(ある意味で演歌)です。
Bon Jovi(ボンジョビ)
で、
It’s My Life
限りある人生を自分らしく生きようぜ!!
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