普段、何げなく読んでいる「ウェブの文章」には、読みやすいものから、読みにくいものまで色々あります。
それはなぜでしょうか?
今日は、これからブログを書こうかな・・と考えている人なら、 読めば必ず役にたつ内容です(もちろん・・・既にブログを書いている人にも十二分に役にたつと思います!)。
まず本題にはいる前に理解しておいてほしいことがあります。
それは・・・
訪問者は、よほど必要と考える情報を除き・・
読みにくいウェブページは絶対に読まない
ということです。
今日の内容は「ブログ」や「ホームページを作る上」で・・だけでなく、色々と役にたつことを書きますので、少しながいですが最後までお読みください・・読めば必ず得をします。
統計的には、
多くの人は、「最初の1秒でそのページを読むか読まないかを判断する」と言われています。
どんなに良いことが書いてあっても、読まれなければ何も書いていないのと同じです。
わたしも、平日の月~金は、毎日ブログを書くようにしていますが、残り少ない人生の貴重な時間を使って書いているのですから、できればちゃんと読んでもらいたい(笑)
と・・言うことで・・・
わたしも、ただダラダラと書いているだけではありません。
どういう文章にすると読み手の反応があがるのか?
ということを確認しながら、いろいろと試行錯誤を繰りかえしています。
今日は、わかりやすい(読みやすい)ブログの書き方について、私がふだん気をつけていることをシェアーします。
よい文章とは?
良い文章を書く・・とは?
簡単にいえば、
読みやすい文章を書くこと
です。
テクニック
読みやすい文章を書くためには、ちょっとしたテクニックがあります。
今日お伝えするテクニックはとても重要なもので、これらをブログに取り入れれば読んでくれる確率がこれまでよりも高くなることをお約束します。
最初のテクニックは・・・?
(1)「ひらがな」や「カタカナ」をつかう
「ひらがな」や「カタカナ」が使える場合は、積極的に「ひらがな」や「カタカナ」を使いましょう。
たとえば・・・
- 私 → わたし
- 無い → ない
- 御母様 → お母さま
- 面白い → おもしろい
- 綺麗な → きれいな
- お陰様で → おかげさまで
- して下さい → してください
- 蜂蜜 → ハチミツ
- 薔薇の花 → バラの花
などです。
ウェブで情報を発信する場合には、「ひらがな」や「カタカナ」をうまく使ってください。
なお、「ひらがな」や「カタカナ」で書くよりも、「漢字」で書いた方が読み手にその意図が伝わる場合もありますので、そんな場合には積極的に漢字を使いましょう。
忘れてはいけないことは、
「ひらがな」や「カタカナ」を意識して使う
ということです。
※今日のブログでも「私」と書いたり、「わたし」と書いたりしています・・・これは意識してそうしているということですね♪
例えば、ここまでの文章で
なぜか?
それは・・・
「私がふだん気をつけていること」
「わたしがふだん気をつけていること」
「私が普段気をつけていること」
「わたしが普段気をつけていること」
上記のうちで、どの書き方が一番読みやすいのか?
と言うことを自分なりに考慮した結果・・ということです。
「ひらがな」だけでなく、「カタカナ」もうまく使うことで、より読みやすい文章になります。文章を書くときには、「ひらがな」と「カタカナ」そして「漢字」をうまく使いましょうね
(2)適切な文字の装飾と改行
たとえば・・・
(1) 原則
① 契約は「諾成契約」といって当事者双方の意思の合致(口約束=口頭契約)で効力を生じます。
② 但し,口頭契約の場合は後から言った言わないのトラブルの元になりますので,その対策(書面にしておく・証人の立会い・録音録画・メモ書きに相手の署名を求める等々)が必要となります。
③ 収入印紙の貼付をしなくても契約の効力には影響ありません(過怠税・罰金はありますよ~)。
(2) 例外
① 上記原則に対して,要式行為(文書を作成しなければ法律上の効力を生じない法律行為)として「遺言(民967)」・「婚姻(民739)」・「定款作成(法人に関する法律10)・会社26」等々があります。
② 消費貸借契約などの要物契約など
③ 効力が無い場合や契約の取消として,「未成年者取消(民5)」・「意思無能力無効(民)」・「成年被後見人(民9)」・「成年被保佐人取消(民13)」・「詐欺取消(民96)」・「強迫取消(民96)」・「錯誤無効(民95)」・「公序良俗違反無効(民90)」・「強行規定違反無効」等があります。
と書くのと・・
1 契約の定義と効力
-
(1)原則
- 契約は「諾成契約」といって当事者双方の意思の合致(口約束=口頭契約)で効力を生じます。
- 但し,口頭契約の場合は後から言った言わないのトラブルの元になりますので,その対策(書面にしておく・証人の立会い・録音録画・メモ書きに相手の署名を求める等々)が必要となります。
- 収入印紙の貼付をしなくても契約の効力には影響ありません(過怠税・罰金はありますよ~)。
-
(2)例外
- 上記原則に対して,要式行為(文書を作成しなければ法律上の効力を生じない法律行為)として「遺言(民967)」・「婚姻(民739)」・「定款作成(法人に関する法律10)・会社26」等々があります。
- 消費貸借契約などの要物契約など
- 効力が無い場合や契約の取消として,「未成年者取消(民5)」・「意思無能力無効(民)」・「成年被後見人(民9)」・「成年被保佐人取消(民13)」・「詐欺取消(民96)」・「強迫取消(民96)」・「錯誤無効(民95)」・「公序良俗違反無効(民90)」・「強行規定違反無効」等があります。
と書いた場合とでは、どちらが読みやすいのか?・・・ということですね。
文字を装飾したり、段落をつけることで読みやすさがかわります。
文字を適度に装飾(文字の色を変えたり、大きさや太さをかえること)は必要です。
ただし・・・必要以上の文字装飾は逆に読みづらくなりますので注意してくださいね
文字の装飾と同様に大切なのが、適度な改行であったり、行間です。
ただし・・・文字装飾と同様に、必要以上の改行等は、逆に読みづらくなりますので注意が必要ですね
(3)ネガティブ文章にしないこと
これもとても大切です。
これを簡単に説明すると
「できないことを伝えるのではなく」→「できることを伝える」ことがとても大切
・・及び・・
「否定的な書き方をするのではなく」→「肯定的な書き方をする」ことがとても大切
ということです。
何のことやら・・上の説明ではわかりづらいと思いますので、例文で説明していきます。
具体例
一週間ではできません。
と書かずに
二週間頂ければできます。
と書いてください。
本人以外のご利用はお断りします。
と書かずに
本人だけがご利用いただけます。
と書いてください。
17時以降はNG
と書かずに
17時まではOK
と書いてください。
結局同じことを表現しているのですが、書き方しだいで読む人の印象はかなり変わります。相手にとって不愉快にならずにこちらの言い分を伝える方法を考えてください。
きつい言葉をやわらかく
~は禁止しています。
と書かずに
~はお控えください。
と書いてください。
~して下さい。
と書かずに
~して頂けないでしょうか
と書いてください。
~できません
と書かずに
~は難しいです。
と書いてください。
きつい表現ばかりつかって文章を書くと、読み手は無意識にその文章に反感をもちます。否定していても、否定していると感じないように文章を組み立ててください
単語の順序
この提案書はよくできているけれど、斬新さが無いね
と書かずに
この提案書は斬新さがないけれど、よくできているね
と書いてください
ブラウンはございますが、ブラックは切らしております。
と書かずに
ブラックは切らしておりますが、ブラウンならございます。
と書いてください。
文章の流れの中で、否定しているようにとられないように気をつけるだけで、読んでいる人の印象はかなり変わり、読みやすい文章だと感じてくれます
基本的にブログなどに書く文章は気持ちのよい文章を心がけること
ブログやホームページは、世界に公開しています。
つまり・・・この文章を誰が読むのか?・・全くわからない・・と言うことです。
それゆえに、基本的にはそれを意識した文章を書く必要があるということです。
ただし、
「あたり障りのない文章=読んでいても面白くない文章」
ということにつながりますので、時にはグワッと書きたいことを書くことも必要です。
とはいえ・・・できるだけ読んでくれている人の気分を害さないような文章を心がけるべきです。
あえてネガティブ(怒らせる)文章を書く場合には、後でしっかりとその理由を説明しておくようにしましょうね。
まぁ・・とは言え・・
わたし自身が、あえて一部の人にとっては気分が悪くなるような文章を書くことがありますが、ちゃんと意識しながら書いている・・・ハズです・・m(_ _)m
文章タイプの話
文章の書き方には、
「ハウツー型」
と
「小説型」
とに分かれます。
(1)ハウツー型の書き方
ハウツー型の書き方の要点は、
結論 → 理由 → 詳細 → 結論(結!起承転結)
結論をはじめに持ってきて、それに関する説明を行う
箇条書き
文章に表れる多数の項目を、その項目ごとに整理し、項目ひとつ一つに1行をあてる書き方
一文一義
ぶわ~っと文章を書くのでは無く、一文で終わらせながら書くこと。
です。
(2)小説型の書き方
小説型は、小説のように読ませる文章を書く・・ということですが、これは少々才能と勉強が必要です。
ただ、上手な「小説型」が書ければ、「ハウツー型」よりも、読んでもらうことができます。
従って、小説型が書ける人は、小説型を書くべきですが・・・
初めて書く場合には、ハウツー型のほうが書きやすいです。
どちらを選択するのか?・・は、自分の文章スタイルに応じて考えてみましょう(笑)
文書作成も上級者になれば、ハウツー型と小説型が混在していることもありますね。
わたしもそんな文章が書けるようになりたいです(^^;)
おまけ
ブログを書くうえで、件名はとても重要です。
なぜなら、件名(そのページ名)と、内容とがリンクしていなければ、SEO的に問題があるからです。
せっかく書いた記事ですので、Googleなどの検索エンジンにしっかりとアピールできるようにしてください。
そうすることで、訪問者も増えていくことになります。
おまけの2
もう一つ大切なことがあります。
それは、ブログやホームページを見る方法が多様化しているということです。
つまり、
文章を書くにあたっては、「パソコン」で見る人だけでなく、「スマホ」や「タブレット」で見る人を意識して文章を書く必要がある
と言うことです。
「どの端末で見られても、読みやすい文章を提供すること」
これが、これからのウェブには必要不可欠なものとなるでしょう。
追伸
まぁ、ブログなどに限らず・・・
これからの時代は、私たち士業も色々な情報を発信したりする機会もふえるかもしれません。
そんな必要に迫られたときには、今日のお話を思いだして頂ければ幸いです。
長文におつきあい頂き、ありがとうございました。
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今日の一言
「かげろうに、人を想えば、道かなた」
今日の一曲
John Legend – All of Me
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