時代の激流
よく「10年一昔」と言われますが・・・
今では「5年一昔」といっても良いのではないだろうか・・・と思えるほど、時代は恐ろしく早いスピードで急速な変化をしているようですが、なんでもかんでも早くすればよい・・というものでもありません。
例えば・・・
相談にのっている時や、何かを説明するときには意識しなければならないことがあります。
それは
「ゆっくりと染み入るように話す」
ということです。
わかりにくい説明
自分の周りを見直してみましょう。
例えば、携帯電話が普及しだした頃の電車でアナウンスされていた
「携帯電話の使用はお控えください」
という言葉ですが、
これを聞いた年配の人は「携帯電話による通話を控えてほしい」
との意味にとりますが、若者には「携帯電話の操作そのものを控えてほしい」と言う意味にとったと言われています。
このように、
その情報に触れる人によって受け取り方が違う説明は、「分かりにくい説明」ということになり・・・
世の中にはそんな「わかりにくい説明」というものがあふれています。
相談を受けるときに気をつけていること
わたしたち司法書士にとって「法律相談」も大切な業務です。
一般の人から相談を受けるときに注意していることは、
「ゆっくりと染み入るように話す」
ということです。
そうなるように注意していないと、早口になったり、わかりにくい法律用語を使ってしまうからです。
ゆっくりと話すこと
せっかく、
相談会場まで足を運んでくれたのだから・・少しでもわかりやすい説明を心がけるようにしています。
もちろん、
それだけではないのですが、ゆっくりと話すこともとても大切ではないだろうか・・と思う今日この頃・・・
それともう一つ大切なことが
ゆっくりと聞くこと
ゆっくりと話すことと同じか・・若しくは、それ以上に大切なことが、
できる限りゆっくりとお話しを聞く
ということです。
とくに無料の相談会などでは時間の制約もあり、これが中々難しいところのあるのですが、正確な回答をするためにも、まずは相談者のお話をしっかりと聞かせてもらう必要がありますので・・・
とはいえ・・・
時間の関係で話の途中でこちらから要点と考えられる部分を集中して質問することも多いのですが・・・
人様の話を聞くことは本当に難しいです(^^;)
情報のインプットとアウトプット
少し前の常識が、今では非常識になっていることもあれば、今の常識が5年後の非常識となっているかもしれないほどスピード感のある現代・・
変化することによって、良くなることもあれば、悪くなることだってあるけれど、変化すること自体はやはり大切なことだと思います。
しかし、勿論変わらない事や変わるべきでは無いこともあって、そしてそれもとても大切なことなのです。
時代の変化に対応しながら、
インプット(自分の知識の集積)は素早く・・・
アウトプット(相談者への情報提供とう)は、わかりやすくゆっくりと・・・
「相談してよかった」
と思って頂けるように注意しながら相談業務を行いたいと思います。
遺言・相続・相続放棄・借金問題・消滅時効の援用・払いすぎた利息の返還請求・不動産登記・会社の登記・交通事故・・・・・・生活のお困りごとはお近くの司法書士事務所へお気軽にお問い合せください。
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今日の一言
「良く聞いて、論点整理、答えます」
今日の一曲
やはり、フレディは凄いです
Queen – Somebody To Love
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