いったいどういう物が、相続財産になるのか?
相続を考える時に、とても大切です。
相続財産には、
(1)現金預貯金、不動産などのプラスの財産
と
(2)滞納している公課公租(税金等)などのマイナスの財産
があります。
プラスよりもマイナスが大きいようであれば、その相続を放棄した方が良いこともありますし、一見プラスの財産に見える不動産も、例えば自分が住んでいるところから遠く離れた田舎にあって、親が亡くなれば、その後誰もその不動産を管理したり、活用したりしない場合には、実はプラスの財産では無く、マイナスの財産である可能性もあります。
いずれにしても、自分のために相続が開始したことを知ってから3ヶ月以内に、相続を承認するか?、若しくは、相続を放棄するのか??・・・、について決めなければなりません。