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高峰司法書士事務所

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ののちゃんの意思

2014年8月12日 By 高峰博文

穴があったら入りたい

恥ずかしい

最近、兵庫県民として恥ずかしいことが続いています。

兵庫県議が政務活動費で妻と九州旅行 

兵庫県議:政務活動費の領収書偽造か 宛名や筆跡が一致

その他色々・・・

ののちゃん

言わずと知れた野々村元県議だが・・・

ののちゃんは、

「兵庫県政の不正経理への追求 」

をマニフェストに掲げていました。

是非「ののちゃん県議」の2011年3月1日のブログを削除される前に読んで欲しい。

そこには、政務調査費の不適切な使用に対する「ののちゃん」の怒りがあふれています。

ミイラ取りがミイラに?

ぱっと、読むと

あらら・・ののちゃん・・

朱に交わって赤くなった?

ミイラ取りがミイラになった?

と思ったのです・・・が~!

勘違い

誰がみてもおかしいとしか思えない号泣会見・・

そうか・・そうだったのか・・

ののちゃんは、自らが政務活動費の不正支出をすることで、政務活動費の不正支出を正すことを決意したに違い無い。

世間の目を引くために、わざとシュールでインパクトのある会見をしたに違い無い。

ん・・・たぶんそうだと思う。

ん・・・いや・・違うか・・

いやいや・・そうで無ければ、ただのへんな人だ。

政務活動費

ののちゃんの、「号泣会見」のおかげか?

兵庫県議会は、ようやく
「議員個人に対する支給方法をこれまでの「前払い」から「後払い」に改めることを決めた」
らしい・・・

やったね!!

ののちゃんの思惑のとおりだ!

凄いぞののちゃん

と言いたいところだが・・・

そもそも政務活動費なんて必要無いんじゃないでしょうか?

兵庫県民の一人として、ののちゃんには、全世界にあれだけ恥をさらした以上、次はないのは覚悟の上だろうから、政務活動費の撤廃まで責任もってやってほしかった。

まぁ、「後払い」なんて民間じゃ当たり前のこと・・・今更かい?・・・って思わなくもないですが、一歩先進ということで・・・

結局、こういうことでもなければ、自浄作用を発揮できないようなので、今後も第2、第3の「ののちゃん」のような自爆議員の登場を希望したい。

ただし、これ以上、穴があったら入りたくなるような恥を、世間にさらすのは勘弁してほしいので、もっとスマートにやってくれる「自爆ののちゃん」を希望するばかりだが・・・よくよく考えてみると、そんな恥さらしの登場を期待しなければならないようでは、本当に終わりだ・・

兵庫県議会には、恥さらしが登場するまでもなく、しっかりと自浄能力があることを示してほしいものだ (^^;)

人のふり見て・・

ん・・・

まぁ、人のことをどうこう言う前に、まずは自分自身を振り返り、与えられた役割を、職責をしっかりと果たせているのだろうかと、振り返る機会としてして考えてみます。

Filed Under: よもやま話

花子の言い分

2014年8月7日 By 高峰博文

男と女甲野一郎は、ひょんな事から、ほのかな恋心を抱く、クラスメートの乙山花子と二人きりで、一緒に登山に行きました。

前の日の夜は、明日が楽しみで中々寝付けず、目が醒めると約束の時間が迫っており、朝ご飯を食べる余裕もなく、急いで家を飛び出しました。

甲野一郎が、乙山花子との待ち合わせ場所に行くと、すでに花子が一郎を待っており、早速ふたりで山の頂上を目指します。 

二人は、
山の頂上にある山小屋で名物の「山の頂き海の幸の盛り合わせ定食」を食べる予定でしたが、気が付くと道に迷ってしまい、何処を歩いているのかもわからなくなりました。

一郎は、空腹の上に、歩き疲れてヘトヘトです。

花子の言い分

一郎「ちょっと休憩しようか・・・」

hanako「そうね・・お腹も空いたし・・休憩しましょう」

一郎「それにしてもここは何処だろうね?」

不安げな私を尻目に、乙山花子はリックからおにぎりを取り出して食べ始めました。

一郎「あ~・・ずるいぞ! 僕にもおにぎり頂戴よ~」

hanako「あら? 食べるもの持ってきてないの?」

一郎「まさか、道に迷うなんて考えていなかったので・・・持ってきてないよ・・・」

hanako「そう・・」

花子は、一人おにぎりをほおばっています。

一郎「・・花子さん・・僕にもおにぎりを一つもらえませんか?」

hanako「どうして??」

一郎「いや・・・・・僕もお腹が空いてるもんで・・」

hanako「大丈夫よ」

一郎「・・何が大丈夫なの??」

hanako「だから、貴方におにぎりをあげる必要が無いって言ってるのよ」

一郎「え~っと・・・ 花子さんの言ってる意味がよくわからないのですが?・・・」

hanako「貴方さっき「ここは何処だろうか?」って言ったわよね」

一郎「はぁ・・? たしかに言ったよ??」

hanako「つまり、下手をするとこの先しばらくは食べるものが無くなってしまうかもしれないでしょ?」

一郎「ん~・・・そうかもしれないけど・・・だから????」

hanako「だから・・って・・・まだわからないの?」

一郎「いや・・・何を言いたいのかよくわからないんですけど・・。 とりあえず、僕もお腹が空いて我慢できないんですが・・」

hanako「安心して・・・・・・・我慢できるから」

一郎「いやいや・・???・・何を言ってるの??」

一郎「花子さんだって、お腹が空いたら我慢できないでしょ?」

hanako「そうね・・たしかにそうかもしれないわ・・・」

一郎「でしょ?・・・・だからおにぎりをくれませんか?」

hanako「でも私・・我慢できるわよ」

一郎「?????」

hanako「だから・・私は貴方の空腹ならいくらでも我慢できるって言ってるの!」

一郎「花子さんは、僕が空腹で苦しんでいても、自分が空腹じゃないので、知ったこっちゃ無いと?」

hanako「ええっ・・そのとおりよ」

不満げな私の顔を見て、

hanako「じゃ・・貴方は他人の痛みや苦しみがわかるっていうの?」

一郎「当たり前じゃないですか!」

hanako「本当に??」

一郎「わかるって言ってるじゃないか!!」

hanako「じゃ・・聞くけど・・」

花子は一郎の目を見ながら、言葉を続ける

hanako「私が貴方におにぎりをあげたら私はどうなるの?」

一郎「えっ・・・・???」

hanako「今度は私のお腹が空くじゃ無い???」

一郎「いや・・言ってる意味が全くわからないよ・・?」

hanako「ハァ・・・」

花子は深いため息をつきながら言葉を続けた。

hanako「だから・・私のお腹が空くじゃ無い?」

一郎「いや・・それはさっき聞きましたけど・・・だから、何が言いたいの??」

hanako「だから・・貴方は他人の苦しみがわかるって言いながら、私が貴方におにぎりをあげて、私が空腹になって苦しむことになるのがわからないのか?・・って聞いてるのよ」

一郎「いや・・それは・・・」

hanako「それは何よ??」

hanako「貴方は、私が空腹になって苦しんでもかまわないって言ってるのよ! 」

たたみかけるように花子が続ける

hanako「つまり・・貴方は口先だけで他人の苦しみがわかるなんて綺麗事を言ってるのよ!!」

一郎「・・・・・・もういいです・・・」

・・・一郎は、膝を抱えてうつむいてしまいました。

——————————————————————————–

さて、一郎と花子の会話を聞いてどう感じただろうか?
特に、花子の言い分についてどうだろうか?

「おかしい」と感じただろうか?・・

それとも「そらそうだ」と感じただろうか?

花子の言い分が間違っていると考える場合、若しくは、花子の言い分が間違っていないと考える場合・・・いずれにしても理路整然とその理由を具体的に説明することができるだろうか?

——————————————————————————–
実はこの話・・・いまから3年ほど前に作ったもので、何度か世間の目にさらしています。

自分で作っておいて何ですが・・・私には花子を論破できませんでした。

いや・・むりくりになら、論破できる かもしれませんが・・・

この話について、知り合いの女性から意見を言われました。

その意見があまりにも的を得ており、「花子を論破するよりも、もっと大切なことがある」と言うことに

男の端くれとして

気付かされ、その意見には考えさせられることが多かったので、再び「花子の言い分」を人目にさらします。

ちなみに、その知り合いの女性の意見を、要約すると

    一郎は、

    『起こるかもしれないトラブル』

    を想定せずに、何の準備もしないで、山登りに行って迷子になった。

    その時の女性の頭の中は

    『何考えてんだ!こいつ!o(`ω´ )o』

    って事だけで、

    『お腹が空いたから おにぎりをくれ!』

    と言う一郎に 『自分に対しての愛』が 全く感じられず

    幻滅する!(−_−;)

    おにぎりを与えない花子が 冷たい女性やと思うかもしれないが、その前に

    『おにぎりを半分あげたい!』

    と思わす行動をとらなかった 一郎に問題があるのである!d(^_^o)

    『花子が優しくない!』

    という前に

    「沢山歩かせて 道に迷わせて 花子を不安な気持ちにさせて申し訳ない!」

    とゆう言葉があれば、花子はおにぎりをあげる事を拒みはしなかっただろう!(−_−;)

    『家族と同じように愛されて当然』やと思っている一郎!

    夫は妻に『自分の母がくれる愛情』を求める!

    夫はいつまでも 夢を追い!

    そして、

    妻はますます強くなってゆくのである!

ん・・・・・

男として、とても耳が痛い・・

きっと、そう感じる男の人も多いと思う。

そして今更ながらに、この話が

「男と女」という話だけではなく、人と人との繋がり方としても考えるべきところが多いのではないか?

ということに気がついた。

諸々と反省し、もっと大きな男に、一人前の男・・

いや!・・一人前の人に、職業人となれるよう、もっとできることがあるはずだ。

頑張ります

Filed Under: よもやま話

税金預金の話

2014年7月31日 By 高峰博文

税金預金をはじめよう※ この記事は、2011年10月25日に、今は亡き「いやはやなんとも(と言う名のブログ)」で、一度公開していましたものですが、「いやはやなんとも」が閉鎖してお蔵入りしていたので、一部加筆して再度公開いたします。

大増税時代の幕開け

消費税が、5%から8%へ、そして来年には10%になり、税金の二重課税の問題や、生活弱者へのセーフティネットの制度弱体などが、国民生活を圧迫しています。

まぁ、税金そのものについて、ここで是々非々をいっても始まらないので、私達のような個人事業者を含む事業を行うものとして、今後訪れる大増税時代に備えてやっておかなければならないことがあると思います。

マルサが来たぞ

今日は本当にどうでも良い話を(いつもじゃないか!というお叱りは甘んじて受けません)・・・皆さん「マルサ」ってご存じですよね?

「まるさ」=「国税庁査察部」

今日は、ついに我が事務所が、「マルサ」に「ガサ入れ」された時のことをお話しましょう

あれはたぶん・・・・2001年ころの話でしょうか・・・

朝からポカポカとした日で,隣の公園では若い母親に背中を押されながら,ブランコで揺れる子どもが,優しい春風で揺れる木々によって描き出した木漏れ日の中を遊ぶ風景に心癒される優雅な朝のはじまり・・

煎れたてのエスプレッソの香りが、事務所に流れるBGMのモーツアルトのピアノ協奏曲23番と溶け合う静かな時間に包まれた午前9時・・。

突然、静寂を破り、階段を駆け上ってくる複数の足音・・・そして事務所のドアをノックする二つの人影・・・。

大体においてこういう登場をする人間は,あまり歓迎すべき人間では無いことは,これまでの経験則上からもわかっていたので,事務所内に緊張が走った。

一瞬の静寂・・再びノックの音だけが響く。

まぁ居留守を使ってもしかたがないので,

「どうぞお入りください」

と声をかけると,男性2名がドアをあけ

「私・・○▽■××◎から来ました●△▲です。」

と,首から下げた名札を見せながら言います。

まったく思いもしない珍客に、

「はい???」

と何とも間抜けな返事をしてしましました・・たぶんもう一度「私!○▽■××◎から来ました●△▲です。」と言われた記憶があります。

正直なところすぐには状況が飲み込めませんでしたが、珍客が「マルサ」の方々であることは理解できました。

「えっ・・・俺って・・何時の間にマルサに目を付けられる程,儲けてたん???」

「???・・・そうか・・俺ってそんなに凄かってんな・・・って!・・・イヤイヤ・・そんな訳あらへんやろ・・エエ加減にしなさい・・ほな,さいなら・・これって何かの冗談??・・今日は・・エイプリールフール??・・もしかして何が何して何したアレがばれタンか??・・いやいや何が何して何したんって・・訳わからんし・・」等と,心の中で一人ボケと突っ込みを繰り返してみましたが,そんなことではマルサの方々が消えることはありません。

いいでしょう!

私も男です。

覚悟を決めました。

いくら叩かれても埃はでないぞ・・・

たぶん出ないはずだ・・・

アレがばれるはずが無い!

イヤイヤ、そもそもアレって何やねん?

事務所に来られた男性達は,一人は優男,もう一人は屈強そうな中年・・きっと優男が交渉人で,暴れられたら屈強そうな中年が押さえにくるという約割分担に違いない・・とくだらぬ事を考えながら・・

「え~っと・・・今日はどのようなご用件で・・」

と商売人風に聞いてみました。

せっかく朝のアンニュイな雰囲気が台無しになったことはご想像のとおりです。

すると・優男の目が不気味に光り・・・・・

「あなたの事務所の帳簿を調べされてもらいます・・・・」

背中を冷たい汗が流れた

マルサが来たよ

このマルサの方々なんですが,首からぶら下げた名札のような物は見せてくれましたが,名刺はくれませんでした・・何かそういう規則があると言っていたと記憶しています。

そうそう話の続きを・・・

優男の目が不気味に光り・・・・・

「あなたの,取引先の▲□■◎◎×の調査をしています。ご協力御願いできますか?」

と無機質に伝えられた。

「あぁぁぁぁぁぁぁ・・ですよね・・・」と意味もなく胸をなで下ろすという当然の成行きで・・(笑)。

ところでマルサさんの口調は、

「御願い」

と言っているが,

明らかに御願いでありません。

協力しなくても,強制的に協力させられることになりそうですし,何も後ろめたい事は無いにしても,必要以上にガサガサとされて痛くもない腹を探られると,業務に支障をきたします。

「どうぞ・・思う存分調べてください。 必要なものがあれば言ってくださいね」
と調査への協力を約束しました。 

すると、

本当にその後二日間にわたり、調査官に思う存分調査

されました(笑)。

その間,事務所から出て行こうとすると
「あっ!どちらまで?」

と聞かれたり,お茶を飲みますか?と聞いても

「あっ!結構です」

と冷たく言われたり・・。

最後には段ボール箱一杯に、帳簿とかを持っていかれました・・・。

その後,その取引先や取引先の関係者から色々な情報を頂きましたが,この時のがさ入れは,当然私の事務所だけでは無く,▲□■◎◎×の取引先銀行の全て、そして、私のような▲□■◎◎×の取引先の複数にもガサ入れがあったそうです。

どうも「まるさ」は私の事務所と▲□■◎◎×が深い関係にある(どんな関係じゃい!!)と考えていたようですが,私と▲□■◎◎×は全く深い関係では無かったので,私の事務所に来た「まるさ」は完全に無駄足を踏んだと思います。

また色々な情報をつきあわせると,がさ入れ前の二週間程度の間,各ガサ入れ先を監視していたらしく、私の事務所も監視していたようです。

いや~これには全く気がつきませんでした~。

まぁどういう理由にしても,誰かに監視されているなんて怖いですよね。

もっとも直接的には自分の事でも無いですし、もう随分と前の話なので,こんなことがあったことも忘れかけていましたが・・じゃ・・何でこの話を今するのか? 

先日、あるところから電話がありまして,

電話
「こちら神戸地方検察庁です」

私 「はい??・・・検察庁さんですか??」

私の心の声「もしかして・・何かした??」

「えっ・あれか?あのことか・・・?」

       「いやいや何にもしてへんって・・テヘッ」

電話
「実は・・▲□■◎◎×の件で・・・・」

「押収した貴方のところの資料を返還したいのですが・・・」

私 「は~あの▲□■◎◎×の件で・・・・」

   「あの10年以上前に押収された帳簿とかですか?」

電話
「そうです。それを返還したいんですけど・・」

私の心の声「なんや・・・脅かしよって・・・・」

        「そんな古い帳簿はもう要らないんですけど・・」

電話
「そういうことなんで,送りますね。」

「中に受領書入れておきますので,送り返してください」

どうせなら,そっちでず~っと預かっていてくれても良かったのに(笑)と,思っていましたが・・・と言うわけで・・・10年以上前の帳簿が段ボール箱に入れられて最近やっと戻ってきましたけど,特に必要でも無いのでそのまま事務所の片隅に積み上げてます。

いや~それにしても,何も悪いことはしていないはずですが,どこにどんな落とし穴があるかわかりませんし,知らないうちに地雷を踏んでいた・・なんてことを考えられますから「検察庁からの電話」とかには,ちょっと「えっ!」って反応してしまった・・(笑)。


地雷を踏んだ


まぁ・・前置きはこのあたりで・・ここからが今日のメインです。

これから起業する人へ

事業を起こしたときに、以外と困るのが税金の支払いです。

上の  のような脱税はいけませんが、節税できることは節税を行い、しっかりと税金を支払いましょう。

今日は、税金の支払うために必要なことをお伝えします。

以前、当事務所で会社を設立させて頂きました乙山(仮名)さんという人と会う機会があり、色々とお話をしていた時に、

「いや~助かりましたわ」

「会社を設立した後、予想以上に業績が伸びて、売り上げがむっちゃありましてん」

「でも、今年はちょっと売り上げが伸び悩んでまして・・・」

先生に会社を設立してもらった時に、

「税金預金しておいて下さいね」

って、言われてたので、毎月の利益から、先生に言われたとおりに、利益の2割を税金用で預金しとったんですわ。

最初、「そんなん必要あらへん」と思てましたけど、今となっては、先生の言われるとおり「税金預金」をしとってホンマに助かりましたわ。

これがなかったら、税金支払うために借金せなあかんとこでしたわ」

と言われました。

仕事が順調に成長し、売り上げが伸びれば伸びるほど、それに伴い税金の支払いも増えていきます。

税金への対策は、企業のみならず、私達個人事業者も他人ごとではありません。

しっかりと、税金を支払うための準備をしていきたいものです。

まぁ、私の事務所・・・

税金の支払いに困るようほど売り上げが無いので、「税金預金」をする必要が無いことを、喜んでいいのか・・・悲しむべきなのか・・・(笑)

Filed Under: よもやま話, 会社 関連タグ:税金

マイキット100

2014年7月30日 By 高峰博文

天才少年科学者

失敗は成功の母

誰にでも、子供のころから大切にしているものが一つや二つはあるかもしれない。

場合によると、それは心の傷と表裏一体の思い出かもしれない。

今日は、そんな誰もが記憶の片隅に抱える心あたたまるトラウマをお話しします。

少し前の話ですが、家にあった工具箱の蝶番部分が腐っておちて壊れてしまいました。

いよいよ、工具箱ともお別れの時がきたようです。

とても気に入って使っていた工具箱で、大切にしていたのですが・・・この工具箱とのなれそめはかれこれ44年ほど前にさかのぼります。

今日はそんな長年苦労を共にした工具箱のお話をしたいと思います。

マイキット100

「マイキット」という電子回路の実験を行うことができる玩具をご存じでしょうか?

今から45年ほど前に発売された知育玩具です。
>マイキット150
上記画像は、復刻版のマイキット=http://otonanokagaku.net/products/kit/mykit/detail.html

この「マイキット」には、いくつかの種類があり、その中の「マイキット100(上の図のマイキット150とほぼ同じもの)」という木製のアタッシュケース型の当時の最新機種を小学校低学年の時に買ってもらいました。

小学生の頃、自他共に認める科学少年だった私は、何が何でもこの「マイキット100」が欲しかった。

とはいえ、当時(今もか・・)貧乏人の子どもだった私には、正に高値の花

あの当時で、たぶん・・5000円くらいしてたと記憶している。

何ヶ月も頼み込んで、やっと買ってもらった宝物だった。

世界征服の第一歩として高峰少年科学者が手にした「ハイパー電子実験機械」・・それがマイキット100だ!!

さて、
小学校も夏休みに入り、学校からもらった肝油ドロップをしゃぶりながら、買ってもらったばかりのマイキットに

「マイキッド」

という名前をつけて、弟のようにかわいがり、嬉しそうに毎日毎日触っていた。

そんなある日、配線を繋いでも、マイキットが「ウン」とも「スン」とも言わない・・・

まさか・・・壊れた?・・・

親に無理して買ってもらったマイキット・・幼心に、動揺が走った。

「おちつけ」「おちつけ」自分に言い聞かせた。

高峰少年科学者は必死に考えた。

その結果ある答えが導き出された。

「そうか・・・きっと、乾電池の電気がなくなったんや」

今、考えてもその考えは正しかったと思う。

迷走

しかし、家を探してみたが、マイキットに合う乾電池が見つからなかった。

「問題は乾電池が空になった」と言う自分自身の仮説の正しさを立証するため・・

そして、何よりマイキットを壊していないということを証明するため、とにかく新しいい乾電池を入れなければ・・・

いたいけな少年の心は、そのことだけを考えていた。

この少年の純粋な思いが、後に「マイキッド殺人事件」と語り継がれることになった大事件の幕開けになるとは、このとき高峰少年科学者には想像もできなかった。

父親の道具箱

そうだ! 父親なら新しい乾電池くらい持っているだろうと、父親の道具箱を探した。

しかし・・・乾電池はなかった

かわりに・・・コンセントから電気を取り出すコードを見つけた。

コンセントから電気を取り出すコードの横にドライバーなどもある。

nn

少年科学者に稲妻が走り、素晴らしいアイデアが閃いた。

「そうだ! 乾電池が無ければ、コンセントから直接に電気を取れば良い」

自称、天才少年科学者とはいえしょせん小学校2年生の子どもである。

直流とか交流とか電圧とかの知識は一切無い。

小学校2年生の少年には、コンセントも乾電池も同じ電気だった。

電子ピアノ

今日のマイキットのテーマは、電子ピアノの作成だ。

マイキット側の配線をすませ、いよいよコンセントに繋ぐコードをマイキットへ繋いだ。

「俺って天さ~い」と自分で作った唄を歌いながら、いざコンセントにつなげた。

マイキットの電圧メーターが振り切れる

ブ~ン

聞いたことがない音がマイキットから響いた。

エッ?? これが電子ピアノの音??

マイキットをのぞき込もうとした瞬間、マイキットの基盤の一部が、

「ボン」という音とともに白煙を上げて爆発した!

高峰少年科学者は2mほど驚いて後ずさりながらも、反射的にコンセントを引っこ抜いた。

部屋に充満する白い煙と焦げた臭い・・・

何が起きたのかわからず、呆然とする少年・・・

しばらくして、我に返った高峰少年科学者は、慌てて「マイキッド」と名前を叫びながら、マイキットの元へと走った。

ワァオ・・・

見るも無残・・・

マイキットの黒光りしていた基盤の右側が褐色に変色し、なお白煙を上げていた。

マイキット・・・完全終了・・・

小学校2年生にもはっきりとわかるほどの惨状だった。

その後のマイキット

さて、高峰少年科学者・・小学校2年生とはいえ、このマイキットを親も本当に無理をして買ってくれたことを知っていた。

「マイキッド」が完全に死んだ!

この事実をとてもじゃないが、親には言えなかった。

それから数ヶ月・・・

親にばれないように、ただの木箱に成り下がったマイキットで、遊ぶフリをしていたのは、勿論今でも秘密だ!

その後、10年程度の月日が流れたマイキット100は、押し入れから出され、基盤などの中身を全て外された後に、本当の意味で「木の箱」と成り果てるわけだが、「木の箱」には「木の箱」なりの使い道があるわけで・・・

まぁ、ひらたく言うと・・・大人になった高峰少年科学者の「工具箱」として第二の人生を送ることになった。

・・・というわけで、最初の話に戻るわけだが・・・

この「マイキッド殺人事件」は、幼い心をひどく傷つけたが、

しかし、少年は、この事件で

「乾電池のみで動く玩具を、コンセントにつなげてはいけないこと」

さらに言えば

「よくわからないことは思い込みでやってはいけない」

ということを、まさに実体験として知ったわけで・・

失敗は成功の母

人は失敗を乗り越えてこそ成長するものだと思う。

そうだ失敗を恐れるな

未来は輝いているはずだ

この事件を教訓に、家には必ず乾電池を買い置きしているぞ。

貴重な教訓を与えてくれた工具箱・・いや・・あえてこう呼ぼう

ありがとう「マイキッド」

教訓

水道をひねれば水が出る

コンセントにプラグを繋げば電気が流れる

インターネットを使えば、世界中の人とアクセスできる

私達は素晴らしい時代に生きています。

しかし、インターネットで調べ物をするような場合に、便利さと裏腹に経験をせずとも何となく経験したかのように錯覚し、インターネットの世界に最終的な答えを求めてはいないだろうか?

一見同じように見えるものでも、実は大きな違いがある

つまり、調べるべき事は、最終的な答えではなく、正しい答えにたどり着くための道筋を探すことだろう。

百聞は一見にしかず

知識は経験の裏付けを経てこそ力となる。

・・・というわけで、輝く明日へ向かって元気出して働きましょう・・
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Filed Under: よもやま話

謝罪の外注

2014年7月23日 By 高峰博文

syazai

ベネッセが謝罪を外注に出している

というニュースが流れていますね

正直、人様に謝罪するのに、謝罪を外注するという発想の柔軟さに驚きました。

さすがは、これからの日本を担う子ども達への教育の一端を行う企業は、頭も柔らかいのだと感心しました。

ベネッセが会社として「謝罪を外注に出す」と決めたことを、批判めいたことを言われる人もいるようですが、私としては「別にいいんじゃないの?」と考える訳です。

謝罪を外注に出すという判断に自信あるはず

ベネッセという、子どもの教育産業の大企業が「謝罪を外注に出すこと問題無し」と判断したのだから、ベネッセは正々堂々としていれば良い。

親の責任

それを見て、今後ベネッセに、かわいい子どもの教育の一端を任せるか否かは、それを見た親がしっかりと判断すれば良いことです。

言い換えると、その判断こそが親の責任だと思います。

つまり親の責任とは、

ベネッセを批判することではなく、

「謝罪を外注にだす企業」に我が子の教育の一端を任せるのか否かを判断すること

だと思います。

もしもベネッセに問題があるならば

その事実よりも問題なのは、ベネッセが「謝罪を外注に出したことを」、「ネット上などで口外しないように」と注意喚起していたと報道されていることだろう。

事の真偽は置いといて・・

もしも、報道にあるように、

「ネット上などで口外しないように」

とベネッセが

外注先に注意喚起していた

とすると、ベネッセ自身が

「謝罪を外注することが悪い」

とわかっていたことを意味する。

そうだとすると、

子どもの教育産業をしている企業として

「ベネッセに任せて大丈夫か?」

と多くの親が判断しても、それはそれで仕方が無いとも言える。

少なくとも、私の子どもの教育を、

ちゃんと自分で謝れない人に子どもの教育を任せたくは無い

と考える水曜の昼下がり・・

さて、

「ベネッセの謝罪を外注する」

という判断・・・

鬼がでるか蛇が出るか・・はたまた天使が微笑むのか?

それとも何事もなかったかのようにスルーされるのか?

皆さんはどう考えるだろうか?

Filed Under: よもやま話

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