司法書士は、5年に一度の割合で、司法書士倫理についての研修を強制されています。
私が司法書士を開業した約20年前に比べると、現在の司法書士を取り巻く環境は良くも悪くも大きく様変りしています。
まぁ・・司法書士という小舟が、その時々の社会情勢によって大きく揺さぶられることは仕方のないことなのでしょう。
しかし、司法書士という小舟が社会という大海の中で、沈没せずに国民に必要とされる資格であるために大切なことがあります。
そのひとつが、今回研修で再確認した「倫理」ということなので、司法書士には・・というよりも、いわゆる士業には必要な研修です。
下図は、倫理研修の検討課題テーマ「登記業務」を考えるにあたり、やりながらマインドマップで作成した走り書きのノートです。
「登記業務」以外では、「裁判事務」及び「広報」などについて研修に参加した司法書士それぞれが考え、自らの意見を述べ、他人の意見を傾聴し、自らの意見を考える・・という作業を少人数のグループに分かれて繰り返しました。
まぁ、よくある問題でも、それぞれが多種多様な考え方で業務を行っていることを再認識しました。
とはいえ、私の参加したグループの方々は、大きな根っこの部分・・ようするに司法書士倫理からはずれるようなアウトサイダーな人はおらず・・基本的に司法書士は真面目な人が多い・・というふうに思えましたが、ややもすると緩みがちになる倫理を維持し、国民の信託に応えるように努力することが士業には求められます。
私も、そうあるように努力したいと思います。
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