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ゲーム内課金の話

2014年7月1日 By 高峰博文

onnrainngame

どいつもこいつも

最近やたらと多いゲームの形式として、
「基本無料」
だけど、
「ゲームの中で何かのアイテムやゲーム内通貨を購入しないとゲームが上手く前に進まない」

というゲームが多いと思いませんか?

特に、スマホにそういうゲームが多かったのですが、最近ではインターネット接続可能な携帯型ゲーム機にもそういうゲームが多く存在します。

また、そういうゲームは儲かるのでしょう・・名前を出すと「GREE」「DNA」「ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社」そして「任天堂」など、そうそうたる顔ぶれが軒を連ねます。

パチンコ

一時・・・そういうゲームで、「ガチャ」と呼ばれるシステムがパチンコなどと同様に、上手く射幸心を煽ることで、のちに恐ろしい金額の呉時とカード利用代金を請求されるという問題があったことは記憶に新しいと思います。

猫も杓子も

最近のスマートフォンを持っている中学生も多いようで、なんで、中学生にスマホが必要なのか?・・という疑問はさておき、そういう「子ども」でも、上記ゲームを手軽に楽しめてしまいますし、逆にそういう子どもを対象にしているのではないか?・・とさえ感じるゲームもありますね。

クレジット情報

最近のゲームなどを見ていると、本当は必要無い場合もあるのに、いかにもゲームの中でゲーム内通貨やアイテムを購入するためには、「クレジットカードの情報をスマホや携帯型ゲーム端末に入力しなければいけない」と勘違いをさせて入力させているケースも見受けられます(中には、本当にクレジットカード情報がないとゲームをプレイすらできないもののあるかもしれませんが・・それはかなり悪質だと思います)。

勿論、中学生や高校生がクレジットカードを持っているハズはありませんから、入力するクレジットカード情報は親のクレジットカード情報を入力します。

賢明なる皆さまにはすでにお気づきのとおり・・

クレジットカードをスマホや携帯型ゲーム端末に入力すると、親が知らないうちに子どもがそのクレジットカードを使ってドンどんゲームでお金を使うことができます。

突然

実際の事例として、
子どもにスマホを持たせて、数ヶ月後・・クレジット会社から、
「クレジット利用代金として1ヶ月約90万円以上の請求を請求された」
ということがあったそうです。

調べてみると
「子どもがスマホのゲームで、ゲーム内通貨を購入していた」

つまり、クレジット会社からの請求の大部分が、子どもがゲームで浪費した金額であったということがわかりました。

増殖中

この話は、子どもがいる人には他人ごとではありません。

事実、金額の多い少ないはあるにしても、全国的にそういうトラブルが増加しています。

支払いを拒めるのか

では、実際にそういう請求があった場合に、親はその支払いを拒むことができるのでしょうか?

ポイント

この問題のポイントをあげてみます。

    契約関係はどのようになっているのか?
    本件において適用される法律の検討(民法・特商・消契等々)
    未成年者取消しをめぐる諸問題・・「処分を許された財産」あるいは「包括的同意」の有無等々
    未成年者の詐術の有無
    現存利益の評価
    クレジットカード規約とカード会員の支払い義務

これらの問題を一つ一つ説明はしませんが、それぞれに非常に大きな問題のポイントがあります。

お手上げなのか?

誤解を恐れずに簡単に言ってしまうと、この手の問題はケースバイケースです。

結果として、クレジット会社の支払いを拒めることもありますし、拒めない場合もあります。

どう言う場合に「拒め」、どういう場合に「拒めない」のかは、まさに、その中身を検討しないといけません。

諦めないで

未成年者の親のクレジットカード利用によるオンラインゲーム支払いトラブルについて、諦めずにお近くの弁護士、司法書士などへご相談されることをお薦めします。

もっとも・・・それ以前に、子どもにスマホや携帯型ゲーム端末を与える場合には、間違ってもクレジットカード情報を入力ささないようにすることが大切であり、もしもクレジットカード情報を入力させた場合例えばペアレタルコントロール(注1)をしっかりと行うことが必要となります。

※注1
ペアレンタルコントロール(英: parental controls)とは、子供によるパソコンや携帯電話などの情報通信機器の利用を、親が監視して制限する取り組みのことです。

今日のワンポイントアドバイス

「ただより高いものはない・・」
言うまでも無く、「ただ」であげるのは、後々それを上回る利益が入ってくるのが前提です。

Filed Under: よもやま話 関連タグ:クレジットカード

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