何となくシンパシーを感じる人がいました。
その人とは、それほど頻繁に会っていたわけでもなければ、遊んでいたわけでもありません。
なので・・・私が知っている彼は、彼のほんの一部だと思います。
それでも、私は彼の事が「人」として好きでした。
私の知っている彼は
とても新しいものが好きで、よく「今度これ買ってん」と、マニアな話をしてきたり、司法書士制度の話を熱く語る気の良い好々爺で・・・
司法書士としては私の方が長くやっていると思いますが、彼は長年にわたり兵庫県司法書士会の執行部で私たち司法書士のために尽力し、多くの優秀な後輩を育てました。
私も「司法書士」というもののために少しは働いた自負はありますが、正直なところ彼には遠く及びません。
過ぎし夏、そぼ降る雨に、肩ふるえ
昨日、とても素晴らしい仲間を見送りました。
彼と、兵庫県司法書士会の同じ執行部の一員として一時期を一緒に活動できたことを誇りに思います。
とても悲しい
とても悲しい
とても悲しい
だけど、
私は彼のことを、それほど知っている訳ではありません。
なので「私の勝手なイメージの中の彼」は、見送りに来た仲間にこう言います。
「俺の屍を超えてゆけ」
と・・・
一通りしっかりと悲しんだら、前を見て、彼がやり残したことを、そして自分が信じる「司法書士」として生きて行きたいと思います。
残された私たちは、「司法書士としてどうするのか?」をしっかりと考え、行動しなければと思います。
※ すみません。「彼」とか「好々爺」とか好き勝手なことを言ってますが、私よりも10歳以上も年上で人生の大先輩に失礼の数々・・・でもきっと笑って許してくれますよね。
今日の告別式は参列できませんが、お通夜式には参加することができましたので、
手を合わせながら、
「ありがとうございました。 また会いたいものです」
と伝えました。
今日の一曲
今日は、
「Bill Evans Ft. Stan Getz」
で、
「Grandfather’s Waltz・おじいちゃんのワルツ」
というジャズを、大好きな船戸先生に贈りたいと思います・・・
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