私の住んでいる兵庫県では、
昨年7月に、自転車ではねられたお年寄りが寝たきりとなり、
自転車を運転していた子どもの保護者に約9500万円の賠償を命じる判決
がありました。
おそらくはそれを受けて・・という事だろうが、
兵庫県では、
「自転車保険への加入を義務づける」
という条例が制定される予定・・だそうです。
この条例に、罰則はない!
ということだが、自転車の保険としては以前ご紹介した
TS付帯保険
もっとも、補償額の高い赤色TS付帯保険でも、最高で5000万円までの補償しかできない現状では、それを越える高額の賠償には耐えることができないということだろう。
ということで、兵庫県の取組みは評価しています。
が!!
このTSマーク付帯保険でさえ、それほど大して普及しているようにも見えない現状の中では、罰則規定の無い条例や法律ほど、虚しいものは無いと思う。
まさに・・「仏作って魂いれず」・・って感じだろうか?
いくら条例を創ったところで、罰則がない条例が浸透するとは思えません・・(-_-)
まぁ、だからといってこの条例に罰則をつけることはできないでしょうが・・・(^^;)
大切な事
たしかに、
自転車の事故が起きた後の対策も大切だが、
もっと大切なことは、
それ以前の
自転車の事故を減らす取組み
なんじゃないだろうか?
まぁ・・・私が知らないだけで、
すでにそこらへんの取組みも今以上にやる予定なのかは知らないが、兵庫県にはそれについての取組みにこそ期待したい。
子どもがいる人へ
自転車に対する規制も年々厳しくなっています。
子どもが運転しているからといって、何かがあったときに軽くなるという訳でもなさそうです。
子ども自身を守るためにも、自転車などの交通ルール-をよく話し合う必要があるようです。
お互いに注意しましょうね。
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今日の一言
「自転車は、道路の左、走ります」
今日の一曲
Donald Fagen – New Frontier
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